エイのような革まだあります

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私たちのような個人事業者は、年末が締めになります。

なので、昨年の大みそかの日も棚卸をしました。

シャンクの数を数えたり、ダイナイトソールの数をサイズごとに数えたりして、

最後に革の在庫を数えるのですが、

毎年この作業をすると忘れていた革の存在を思い出します。

定期的に新しい革が入荷して、それらをお客様にお勧めしていると、

どんなに個性の強い革でもすっかり忘れてしまう・・・、

というよりも、忘れているわけではないのですが、お勧めする序列があとになってしまうモノがあります。

そのような革を、この棚卸で再発見してやっぱりこの革はいいなぁっていうことで、改めてお勧めするという流れになります。

そして、今回お勧めしたいのがこちら。

Tempesti社のCRETAという革です。

Tempesti社は、あのELBAMATTを作っている会社であり、ヌメ革をベースとしたとっても雰囲気のある革を作るのが上手なタンナーさんです。

このCRETAは、Tempesti社の看板商品であるMAINEに型押し加工をしてワックスをのせた牛革です(エイはあくまでも雰囲気で、牛の革です)。

以前に何度か「エイのような型押しの革」としてご紹介させていただきまして、

なかなかアンテナの高い方には響いたようで、一部のお客様にご好評をいただきました。

こうして見ていただくと、エイっぽいですよね。

単に型押しなだけですが、それでもやっぱり独特の雰囲気があります。

ベースになったMAINEという革は、初めは硬いのですが履きこんでいくと多少柔らかくなり、

カッチリとした履き心地で、この感じが良いとおっしゃってくださる方も多く、

やはりこのCRETAもそのあたりはしっかりと引き継いでいるようです。

私個人的には、この革で作るならチャッカブーツが良いかなぁって思います。

にぎやかな革なので、つま先はプレーンがおススメ。

その中で、シューズだと革が硬くてちょっと甲に負担がかかりそうなので、

ブーツということで、ギブソンブーツでもよいのですが、

このにぎやかさからいけば、カジュアルな雰囲気でまとめてチャッカブーツかと。

もちろんお客様のお好みで、もっと素敵にまとめていただければそれが良いです。



厚さはまぁ厚めで、それよりも生地の硬さが際立っています。

馴染むまでは、本当に硬いかもしれません。

でも、こういう革のブーツを履きこなしていただきたいですね。

革の残はあと5足分ほどです。

ちょっと個性的な革のブーツを履いてみたいという方、ぜひご連絡ください。

お待ちしております。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

3月2日(土)と3日(日)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔して、恒例のイベントを開催します。

今回も、足の計測をさせていただいたり、ご希望の方がいらっしゃればオーダーメイドの靴のご注文を承る予定です。

詳細が決まりましたら、また改めてお知らせします。

【 お知らせ 2 】

3月17日(日)に、自由が丘のRifare自由が丘店さんにおいて、イベントを開催します。 

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 3 】

4月13日(土)に、大阪梅田のRifare大阪店さんにて、店舗移転後初のイベントを開催します。

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 4 】

4月14日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお邪魔して、皆様の足の計測をさせていただきます。

SUN×シューリパブリックで今後新企画の靴の発売を予定していますが、それに先駆けてご自分のサイズをご確認いただくための計測です。

ご注文の予定の有無にかかわらず、お気軽にお越しください。

詳細は、また改めてお知らせいたします。

【 お知らせ 5 】

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。