ラストのキャラ

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余談ですが、ウチの小学生の娘がとても絵を描くのが好きで、普段からその辺にある紙にイラストを描いたりしているのですが、

親としては子供の成長の記録として残しておきたいものの、あまりにも小さい紙に描くものだからそれもままならないため、

ひとつにまとめてもらう意味も込めて、仕事の合間にファイルを作ってみました。

ちょっと贅沢ですが革製の表紙で、B5サイズの紙が綴じてあります。

いわゆるルーズリーフのA5サイズの金具があったので、正しい使い方ではありませんがちょっと使ってみました。

構造としては、私が仕事で使っている手帳と同じです。

私の手帳はもう10年以上使っていて、普段からいつも持ち歩いているのにまだまだ全然元気で、

このファイルも10年くらい使ってくれると嬉しいです。

娘は今日早速絵を描いていました。


さて、ラストの話です。

靴にはお仕事用の靴とカジュアルな雰囲気の靴がありますが、それはさまざまな要素で分けられています。

たとえば、カジュアルな雰囲気の革を使ってみたり、Lストームのウェルトを使ってみたり、ソールの厚さを厚くしてみたり、

それらの要素をまとめた結果からカジュアルな雰囲気になるのか、もしくはビジネスの雰囲気になるのかが決まってきます。

そして、ラストのつま先の形も大切な要素です。

手前の靴のラストはSRDで、奥側がSRCというモデルです。

何が違うのかと言いますと、つま先に向かていくところの落ちるラインが違います。

手前のSRDのほうが、ビジネスに向いているラストになります。

但し、これはあくまでも要素のひとつであって、これだから絶対にビジネスにならないといけないということではなく、

一見ビジネスぽいけれど、じつは上品なカジュアルに合わせていただくような仕様の靴だったり、

場合によってはビジネスでもオフでもどちらにも使えるような仕様の靴だったりして、

そのあたりを上手にコントロールできると、かなり上級者と言えると思います。

ビジネス仕様のを使ってカジュアルの靴を上手に作るというのは、なかなかハイレベルのまとめ方ですね。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。

その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。

主な内容はトークイベントが中心となる予定です。

お越しいただける方は、できましたら事前にIVY PRODUCTSさんのほうにご予約をお願いいたします。

【 お知らせ 2 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。