今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。
そして、小学生の娘も昨日から春休みが始まり、家族そろって事前に申し込んでおいた日本ワイパーブレード(株)さんの工場見学に行ってきました。
日本ワイパーブレード(株)さんは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ワイパーの国内シェア第1位の会社で、本社も工場も加須市内にあります。
私は、靴の仕事をする前に少しだけクルマ関係の会社に勤めていたことがあって、やはり多少なりとも興味はあります。
さらに、ワイパーというと、ホームセンターや自動車用品店で交換用のものを買う時に毎回「めんどうだなぁ・・・」って思うヤツのひとつなので、
その面倒になってしまっている理由もできたら聞いてみたいと思っていました。
工場の中は残念ながら撮影ができなかったので、写真はありません。
今回の工場見学は、加須市内に住む親子を対象とした企画らしく、約40名の枠に対したくさんの応募があったようです。
工場の見学は、大まかな会社の説明の後に、4つの班に分かれてそれぞれに会社の方がついてくださって、その都度説明を加えながら生産ラインの見学などをしました。
ワイパーというと、結構簡単なものをイメージするかもしれませんが、これがどうしてなかなか精密な作りであり、納入先が国内の自動車メーカーだったりするために、クオリティを保つために徹底的に検査をしたりしているようです。
また、ワイパーは自動車のフロントガラス用だけではなく、ワイパーアームを含め大型車や新幹線などのとっても大きなものまで生産しており、それぞれの仕様に合わせて強度や作りなどが変えられていました。
また、工場の中はオートメーションで生産される部分と、人の手によって生産されるものがあり、それぞれの作業効率によって分けていると言っていました。
そして、最後に気になっていた質問をさせていただきました。
ワイパーってどうしてあんなに種類があるのかということですが、
そもそもがそれぞれの自動車メーカーで規格が違っていて、タイヤのようにサイズや規格がはっきり決まっていないため、
こんなことになっているのだそうです。
せめてフロントガラスの大きさによるワイパーのサイズの違いくらいにしてもらえれば、こんなに面倒なことにならなくて済んだはずなのに、
なかなか思い通りに行かないようです。
私が今乗っているワーゲンだって、取り付けのクリップの形状が何種類かあり、数年前のモデルのワイパーは仮にサイズが同じだったとしても適合しないということも起きています。
まぁ、それぞれがより良い製品を作るためにメーカーが導き出した結果なのでしょうから、私たちユーザーはそれを信じて使うのが良さそうです。
帰りにお土産をいただきました。
今日対応してくださった方々は、とっても優しそうで感じのよう方々でした。
これまでにたくさんの工場見学に行って、その会社のことを知って、ファンになったりならなかったりですが、今日お世話になった日本ワイパーブレード(株)さんはとても良い雰囲気の会社で好感が持てました。
残念ながら私が乗っているクルマのワイパーは適合するものがないようですが、ワイパーのゴムを交換するときにはNWB優先で購入したいと思います。
★★★お知らせ★★★
①4月21日(土)には、大阪北堀江のRifare大阪店さんにて、恒例の「足の計測会&靴のオーダー会」のイベントを開催します。大阪近郊にお住いの方、ぜひいらしてください。
②4月22日(日)には、神戸三宮のSUNさんにて、シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドの靴のオーダー会を開催いたします。神戸近郊の皆様、ぜひお越しください。
どのイベントも、オーダーするしないにかかわらず、靴に興味があるとか、靴のフィッティングに問題を抱えているとか、とにかく作り手である私たちに質問を投げかけたり、相談したりということも大歓迎です。
もしかしたら一緒に問題を解決ということになるかもしれませんが、何かしらお役に立てるのではないかと思います。
おばあちゃんが、ご近所のおうちの縁側にお茶を飲みに行くような感覚で、ぜひお気軽にお越しください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
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メールアドレスは info@shoe-republic.com です。