今日は水曜日で、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。
そして、このお休みを利用して「ad tech tokyo 2016」に行ってきました。
ad tech tokyo は毎年行っているイベントで、昨年は12月の開催でしたが今年は9月の開催となりました。
場所は、毎回変わらず有楽町の東京国際フォーラム。
そういえば、昨年は午前中のキーノートを終えて外のベンチでお弁当を食べて、とても寒かった記憶があります。
そもそもad tech tokyoは、マーケティングと広告に携わるビジネスリーダーに向けてのデジタルマーケティングカンファレンスです。
オーダーメイドの靴を作っている私たちに関係があるのかと言えば、じつは意外とあるものなのです。
やはり、今の世の中は情報が炸裂していて、情報をほしいと言っているお客様にしっかりと届けること自体が難しくなっています。
実際に、私たちは2003年からオーダーメイドの靴を作っておりますし、ウェブサイトを作ってからだってすでに10年以上経っていますが、それでもつい最近になって「やっと見つけました」とか、「全然知りませんでした」というお客様がたくさんいらっしゃいます。
そんな世の中で、必要としているお客様に対して私たちがどのように情報を発信するべきなのかということをしっかりと学ばなくてはいけません。
さらに、これからの世の中はどんなふうになっていくのかということだって知っておいた方が良いはずです。
私たちにできることは限られていますが、その範囲の中でできることをやっていけるようにと思っています。
そんなad tech tokyoですが、スタートはキーノートという基調講演から。
かつては、yahooの宮坂さんがお話しされたこともありましたが、だいたいは海外のビジネスリーダーたちが40分くらいの時間で講演をしてくれます。
今回は全員が海外からのスピーカーでしたので、ずっと英語でした。
朝から「聞き逃さないように」と、やたらと目が覚めてしまいした。
今回も同行したウチの奥様も言っていましたが、ad tech tokyoがスタートしたころとはだいぶ雰囲気が変わってきています。
私が感じるところでは、かつての方がイベント自体にもっとパンチがあったような印象です。
当時は、3歩も4歩も先を行っているスピーカー達が、本当に目から鱗の話をしてくれたような・・・。
世の中が成熟してきて、だんだんと先に進むのが難しくなってきているということもありますが。
とは言え、やはりこういうイベントは気持ちが引き締まります。
ある意味ではベンチャーを対象としているところもあって、周りの雰囲気もみんな前のめりな感じで、とっても良い感じです。
何年か前のad tech tokyoで、博報堂の方のセミナーやマーケティングの会社のセミナーに参加したこともありますが、そういういわゆるプロフェッショナル達は、話をまとめていくのがとても上手で、こちらも分かった気分になりますが、ベンチャーのリーダーたちの話はまとまりがないこともある反面、目のつけ方が面白かったりします。
ヒントや情報はそこら中に落ちていて、それに気づくか気づかないかはこちら次第。
それに気づけるように、普段からこんなセミナーに出てみて、柔軟な体質になっておく必要があるのだろうって思いました。
少しでも今後の仕事の役に立てば良いかなって思います。
10月までのイベント情報:
10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。(詳細は、こちらよりご確認下さい。)
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。
今週末のスケジュールはこちら。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。