シューツリーを削ってみました

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昨日ご案内しましたシューツリーですが、早速ご注文をいただきました。

思っていた以上の反響で、初回入荷分は完売してしまいましたので追加発注をして只今入荷待ちです。

そんな状態ですが、初回ロットでお受けしたお客様のシューツリーをご紹介してみたいと思います。

シューツリー

シューツリーは昨日ご紹介した通りこんな形状をしています。

ベースとなるシューツリーのサイズは3サイズありまして、一番小さいものは7まで、次が7 1/2から8 1/2まで、そしてその上のサイズは9から上のサイスに使います。

そんなベースとなるシューツリーを削っていくわけですが、

シューツリー

お客様のラストと比較して、靴に入れた時に無理のない形状にするために、まずはシューツリーそのものの厚さと甲の立ち上がりを合わせていきます。

シューツリー

既製品のシューツリーを入れると、どうしてもこの部分が厚すぎるので靴を押し上げてしまうのです。

シューツリー

削っているところは近いうちに動画をアップしますので、今日は削りあがったところの写真をご覧ください。

そもそもシューツリーは、靴を履き込んでいくとつま先が反ってきて甲にシワが残ってしまったり靴自体が反ってしまって歩きにくくなってしまうことを防ぐためのモノなので、シューツリーを入れて靴が変形してしまわないように、履きにくくなってしまわないように押さえる部分を靴のカーブに合わせます。

シューツリー

こんな感じで削りあがりました。

シューツリーの素材であるこの木は、決して作業性が悪いわけではありませんが、形をちゃんと考えて削らないといけないので、お客様の靴に合うようにするということがなかなか簡単ではありませんでした。

薄くし過ぎてしまうとシューツリーとして役を果たしませんし、ただそれっぽく削ればよいわけでもなく、やはり靴に入れた時に良い感じで面で当たっている状態にすることが大切なんですよね。

昨日もお伝えしました通り、只今お試し期間でお求めやすい価格設定で販売させていただいております。

お試し期間は、とりあえず今のこのご注文が落ち着くまでという感じで、いつということは決めておりませんが、そこそこ早めに終了するつもりでおりますので、買っておこうという方はお早めにご連絡ください。

今回の企画で、久しぶりのお客様ともつながることができまして、予想外に嬉しい結果となりました。

ありがとうございます。

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