お客様からお預かりした靴のカカトの修理がもうすぐ完了します。
このあと、コバにインクを塗って、乾いたらバフをして完了。
こうして何かを修理しながら永く大切に使うのって良いですよね。
ですが、永く愛用していただくためには、永く愛用していただけるものである必要があります。
丈夫で長持ちすること、永く愛用してたくなるものであること、そしてもちろん永く愛用する価値があること。
環境のために嫌々ながら永く愛用するのではなく、日々楽しく愛用していただいて、気が付いたら長いこと気に入ってい使ているということが望ましいです。
私は、使う方が気持ちもやや前のめりになるくらいのモノを作っていきたいと思っています。
そう言えば、私自身修理して永く使うということがあまりないことに気付きました。
いえいえ、気に入ったものはもちろん永く愛用しますし、モノを買うときにはなるべくちょっと高くても本当に気に入ったものを買うようにしていますが、なかなか壊れることが少ないので修理をする機会があまりないのです。
こちらのカメラは、確か2009年か2010年くらいに購入したカメラで、今だに現役で活躍しています。
数年前にレンズが動かなくなって、レンズユニット交換の修理をしましたが、それ以外は非常に調子よいですよ。
こういうモノは、どんどん新しいモデルが出てくるので、本来であれば永く愛用するというものではないのかもしれませんが、やっぱり気に入ってちょっと無理して買ったモノですし、今でも気に入っているので、まだまだ使えるうちは買い換えようということになりません。
靴の修理に関しては、カカトのトップピース交換でしたらその場でできますが、でもできればじっくりと丁寧に作業をさせていただきたいので、お預かりさせていただけると嬉しいです。
もしくは、加須までお越しいただくのが難しいという場合には、私たちとお付き合いのあるRifareさんにお持ちいただくと、しっかりと修理をしていただけますよ。
オールソール交換の場合は、作り手としてお客様に合わせたセッティングの通りに仕上げたいので、私たちの工房にお持ちいただくかお送りいただければと思います。
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