結構前から生産工場の都合で入荷の見込みが立たなかったシューツリーですが、この度違うモデルに切り替えることで取り扱いが再開しました。
新しいシューツリーはこちらになります。
見ていただいてお分かりになると思いますが、形状が全く異なります。
こちらが以前のモデルですが、こちらはもう入荷しません。
今回のモデルは、まずバネの棒が1本から2本になり、しっかり感が大きく向上しています。
それと、本体の割れ方が異なります。
私個人的には、形状を考えるのなら新しいものの方が良いように思います。
あとは、これはどうせ削ってしまうのだからあまりどうでも良いことなのですが、デフォルトの形状で甲が低めになっています(が、これでも削る必要はあります)。
それと、これはなかなか良かったことで、底面が凹の形状になっているため、必要以上にインソールを押し付けたりアッパーを押し上げたりすることが無くなります。
まぁこんな感じで新しいモデルに代わって良いところがたくさんあるわけですが、良くないところも2つほどあります。
まず、仕入れ価格が1,000円以上高くなりました。
それと、このシューツリーは表面にニスが塗ってあるため、加工で削ったとろろには何かしら塗装をしてあげる必要がありそうです。
塗装に関しては、今は結構簡単に塗れるものもたくさんあるのでそれほど手間ではないと思います。
そんなわけで、価格は少々高くなってしまいそうです(一度試しに加工してみて価格を決める予定ですがおそらく税込みで11,000円くらいになるのではないかと思います)。
ともあれ、少しお客様と相談しまして価格が高くなっても買っていただけるのならこのモデルを販売しますし、もうシューツリーは要らないよということであれば販売は終了とさせていただきたいと思います。
ファーストロットとしていくつか入荷していますので、工房にお越しいただいた際には実物をご覧になってみてください。
★★★お知らせ★★★
★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。
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