昨日は私が体調を崩してしまいまして、ブログはお休みさせていただきました。
もうだいぶ回復しましたので、明日からまた仕事に行く予定です。
さて、お客様のMさんからお預かりしたオールロール交換&ウェルトかけ直しの修理の靴がほぼ完成しましほぼというのはいうのは、まだ靴ヒモを通していないのでほぼなのです。
Mさんは、靴を大変丁寧に履いてくださっているようで、靴をばらして中の状態を見てもインソールのコンディションが良かったです。
お客様から修理などで靴をお預かりすることが頻繁にありますが、お客様によって履き方が全く異なっていて、まだ比較的新しいのにもうこんな状態になってしまっている靴もあれば、もう結構経つのにすごく良い状態の靴もあります。
そのような状態の良し悪しをどう判断するのかと言いますと、ひとつはインソールの状態です。
インソールの色が薄ベージュを保っている靴は、中を開けてみても状態が悪いことはほぼありません。
逆にインソールが黒ずんでいる靴は、コルクが劣化してしまったり、もしくはインソール自体が炭化し始めていたり、さらにはウェルトを縫っている糸が弱っているなど、なかなか深刻な状態にあります。
そしてもうひとつ靴を判断する方法がありまして、それは靴のアッパーの革がクタクタになてしまっているか否かということです。
どうしても普段から靴にムリをさせているとアッパーの革がクタクタになってしまい、それに伴って他の部分にもダメージが及びます。
みなさんの靴はどんな状態でしょうか?
一度悪くなってしまったら、状態を回復させるのは非常に難しいので、靴はあまり無理をさせないように履いていただくことが良いと思います。
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