最近人気のTEXAS

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1月納品予定の靴たちが完成したので、先ほどお客様に完成のご連絡をさせていただきました。

楽しみにお待ちいただいていたお客様、大変お待たせいたしました。

私たちシューリパブリックの年末年始のスケジュールは、ホームページのトップページの下の方にあるカレンダーにも表示してありますが、12月30日(月)が棚卸で31日(火)から1月3日(金)がお休みになります。

12月29日(日)まで通常営業ですので、皆様のお越しをお待ちしています。

さて、大人気だったチャールズFステッドのKUDUが完売しまして、皆さんKUDUの在庫があったころはKUDUにばかり目が行っていたようですが、じつはこの革もなかなか味わいが深くてオモシロイ革なのです。

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TempestiのTEXAS。

入荷したのが今年の夏ころで、感度の高い方からたくさんお問い合わせいただいたり、もしくはご注文いただいたりしましたが、この革の持つポテンシャルはそんなものではないはず。

なんたって、

「アメリカのカウボーイたちが使い古した革製品の雰囲気をイメージして作った革」

なのだから、使い込めばもっと格好良くなるのは目に見えています。

今回は何色か入荷しましたが、私が気になっているのはこの#safariとこちらの#verdeです。

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いわゆる深いグリーンなのですが、TEXASはそもそも表面に軽くバフをかけておりヌバックまではいかないものの独特な雰囲気を醸し出していて、よくあるスムースのグリーンとは全く質感が異なる懐の深さが感じられる革なのです。

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したがって、ピカピカに磨いてツヤを出すというような扱いではなく、もう道具のように履き倒して味を出すというのが正しい使い方なのかもしれません。

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この革は、先日もDAKARの時にご説明したバットという部位(とても良い部位です)を使っており、生地の良さは折り紙付きです。

なので、シワの入り方も大変クセがなくてキレイ。

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革の裏側はこんな感じで、そもそもの生地の厚さが厚いため、この厚さに漉いても全く破綻していません。

バットなので、そのあたりは結構余裕があるのでしょう。

縁の方だとそもそもの厚さが薄いため、ある程度の厚さに漉くと厚さが足りないところはボソボソになってしまいます。

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革の厚さは約2㎜となっていますが、それよりも少し厚く仕上がってきています。

深いグリーンだけど普通のグリーンじゃなくて、あまり気にしないで履ける靴となると、最適なデザインはアレですね。

そう、フルブローグです。

こんな革でフルブローグのブーツを作ったら、とっても格好良いでしょうね、きっと。

私も履きたいです。

この革で何かステキな靴を作ってみたいという方、ご連絡をお待ちしております。


お知らせ

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★地元のコミュニティバスのご案内をアクセスのページに追加しました。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★2025年1月受け付け分より靴の価格が変更になります。オーダーを考えている方はお早めにどうぞ。