余談なのですが、
先日ネット通販のAmazonで買い物をして、その商品が到着の予定日を過ぎても届かず、さらにトラッキングナンバーで検索しても登録されていないというトラブルが起きました。
その商品は、アマゾンのマーケットプレイスといういわゆる外部の出品者が販売するものでしたので、その出品者に連絡したものの返事はいまだに来ず、
アマゾンのカスタマーサービスに連絡をしてみました。
このアマゾンのカスタマーサービスが、とにかく素晴らしくて、これぞカスタマーサービスだと驚かされることばかりでしたので、非常に良い経験ができたと思っています。
今回私が連絡を取ったアマゾンのカスタマーサービスは、
電話をしてもらうように依頼をしたら、3秒もしないうちに電話が鳴って、しっかりとコールセンターにつながり、
担当の方に事情を話す前にある程度のことを告知しておいたために話の流れはスムースで、トントンと解決に向けてのアドバイスなどをいただけました。
システムの都合上、出品者に連絡をしてから2営業日を待たなくてはいけないためまだ動くことはできませんが、このまま出品者から何の連絡がなければ、アマゾンのシステムに則って無事に返金してもらえるそうです。
担当の方もかなり経験を積んでいると見えて、私に不安が残らぬよう事細かに説明してくれて、
改めてアマゾンのすごさやカスタマーサービスの大切さを実感しました。
本当に良い経験でした。
私たちシューリパブリックは、こんなに小さな規模の工房ですので、さすがにアマゾンのようなシステムで対応することはできませんが、
それでもお客様が不安なならないように、もしくはお客様が困らないようにいろいろと考えています。
例えば、お付き合いの浅いお客様に於かれては、ご注文いただいて完成するまでの間に、もしかしたら工房が突然消えてしまうかもしれないという不安がないとは言い切れませんから、
こうしてちゃんといつも動いているということがわかるように毎日ブログを更新していますし、
靴をちゃんと作っているのかどうか不安なならないように、お客様の靴の製作過程の写真を定期的にお送りしています。
修理に関しては、私たちだけではどうしてもすべての対応をこなすことが難しくなってしまうこともありますので、そんなときにはお取引のあるRifareさんをご紹介して、安心して修理に出していただくようにしています。
基本的に作り手である私が窓口になって、お客様に安心していただけるような取り組みを心がけています。
さて、太平洋側の地域では冬の乾燥の時期からだんだん湿気を帯びた季節になっていきます。
なので、靴は乾燥対策の心配が少し減ってくるわけですが、それでも全く何もしなくて良いというわけではなく
特に履く機会が少ない靴に関しては、時々革の表面を触ってみて乾燥具合を確認してあげることが必要です。
私は、普段は作業が多いため、仕事中はスニーカーか試作として作った靴を履いていることが多く、このブログによく登場するブーツたちはそれほど頻繁に履いているとは言えない状態にあります。
多くても月に3回くらい、少なければ月に1回くらいになってしまっています。
そうなると、ほったらかしになって革が乾燥してしまう心配がありますから、月に1度くらいは革の状態を確認してメンテナンスをしてあげる必要があります。
メンテナンスは、やたらとクリームを塗るのが正しいのではなく、革の状態を確認して必要に応じて保湿をしてあげましょう。
革の場合、乾燥すると表面の小さなシワが亀裂に変わってしまうことがあります。
そうなってから慌てるのではなく、常に気を配ってあげることが大切です。
これで良いのか判断がつかない方は、私たちの工房か、もしくはリファーレさんなどの修理屋さんに持って行ってプロに任せて良い状態にしてもらうのが良いと思います。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。