今日は水曜日で、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。
じつは、今週末にちょっと出かける予定があって、結構しっかりとスケジュールができているのですが、もし万が一空き時間ができてしまった時のことを考えて、ちょこっと文庫本を買ってきました。
何年か前に、シンガーのJUJUさんがお勧めしていた浅田次郎さんの「天切り松 闇語り」というシリーズで、1と2はすでに読み終えていて今回は3と4を買ってきました。
そして、すぐ近くに平積みになっていたこちらもちょっと気になって買ってみました。
「思い出のとき 修理します」という、谷瑞恵さんのシリーズで、4巻まで発売しているうちの1巻です。
全く予備知識なしで買ってきまして、今でもまだ読んでいないのでどんな話か全然分からないのですが、いわゆるこのような職業にかかわる小説ってちょっと興味があります。
私は、時々靴の職人に関するコミックや小説を目にすることがあって、そんな時は世の中的に靴の職人はどんな風に見られているのか興味本位で読んでしまうこともたびたび。
実際にはいろいろな靴の職人さんがいて、私もその一人ですが事件は全くと言ってよいほど起こりません。
でも、退屈かと言えば全然そんなことはなく、モノ作りが好きでやっているので楽しい日々ですし、さらに常に楽しいお客様が来てくださっていて、お会いしてお話を伺っているだけで興味津々です。
靴を作ることに関しては、仮に映画化しても全然面白くないでしょうね、同じことの繰り返しですから。
バスケットボールの試合のように場面がコロコロと変わるわけでもなく、時間はゆっくりと進んでいきます。
ですが、やはり靴が少しずつ完成に近づく様子は、少しでも興味がある方には面白いかと思います。
そんな様子の動画を早送りで流したら、きっと楽しいことでしょう。
以前は、出張のたびに文庫本を何冊か買って持って行っていましたが、最近はめっきりそういうことがなくなってしまいました。
スマホを見て情報を収集して、スマホを見てメールをチェックして、スマホを見てFacebookに何かを書き込んで・・・。
本がスマホに代わってしまいました。
別に遠くに行かなくても、本をもって出かけるのって何となくワクワクしますよね。
古典的なアナログ生活をして、感性を養うのも時には良いのでしょうね。
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