先日合案内させていただきました「アフターコロナを楽しもう企画」ですが、思っていた以上にたくさんの方々からお問い合わせやご感想などをいただいています。
皆さん、本当にご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。
その中でも、革に関するお問い合わせが多かったので、革に関しましてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
今回使用する革はこちらのモノで、この色のほかに先日ご案内しました通りダークブラウンもあります。
フランス製の200デシほどの革で、非常に有名なタンナーのものですが、名前を出してしまうとその名前に振りまわされてしまう心配もありますので、とりあえず今のところはフランス製の非常に有名なブランド革とさせてください。
革は芯通しがされていないもので、柔らかいか硬いかと言われれば、ちょっとゴワッとした感じもありつつしなやかさもありつつといったところです。
革の雰囲気からすれば、ビジネスシューズなどのパリッとした雰囲気の靴に適していると思いますが、私ならデニムに合わせるようなフルブローグのブーツを作っても良いかなと思う素材です。
裏側はこんな感じ。
生地はなかなか良いです。
表面はアニリン仕上げという情報もあったので、試しに先日入荷したWREN’Sのミディアムブラウンのクリームを塗ってみました。
そして、ブラシをかけて布で磨いてみると、わずかにツヤが落ちたような感じです。
次に、シワのテスト。
実際にはこんなふうに激しくシワを入れることはないと思うのですが、ちょっと意地悪して革を折り込んでゴリゴリ押してみます。
生地が良くないものは、大きなシワがボコボコとできてしまうのですが果たしてどうなっているか・・・?
これはなかなか優秀です。
とてもキメの細かいシワが整然と並んでいます。
生地のきめが細かければこのように小さなしわができるのです。
うーん、思っていた以上です。
これで何となく革の性格がお分かりになったでしょうか?
革は間違いのないモノだと思います。
そして、今回の企画で製作するギブソンブーツはこんなモノです。
これをベースに、ハトメをブラインドアイレットにすることもOKですし、ストレートキャップやウィングキャップをつけることも可能。
親子穴は、オプション費用がかかりますが追加することが可能です。
そのほか、ウェルトはLストーム仕様もOKですし、セミダブルソール(2,200円のオプション)もお選びいただけます。
そして、先日もお伝えしました通り、本来でしたらこの革をお選びいただくと+5,500円のオプションのところを、今回は革のオプション費用は不要で、さらに専用に調整したシューツリーとドイツ製のホースブラシ(小)がついて、特にオプションをつけなければ靴の価格がトータルで110,000円(税込み)とさせていただきました。
もうこれは皆さんにお伝えしているのですが、今は新型コロナのことがあって旅行に行きにくいですし、世界情勢も暗い話が多くなっていて、気持ちがモヤモヤしてしまいますよね。
なので、これをきっかけに少しでも楽しみを持っていただきたいということで、この企画を発売しました。
靴が完成するころには、とってもステキな世の中になっていることを願っています。
企画に乗っていただける方、ぜひ一緒にワクワクしましょう。
★★★お知らせ★★★
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