純正部品と優良部品を使い分ける

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先日、私のクルマのホイールスピードセンサーが壊れてしまい、メーターパネル内が警告灯の嵐になってしまっていることをお伝えしました。

たったひとつのホイールスピードセンサーが原因で、ABSやトラクションコントロール、タイヤの空気圧異常を示す警告灯、そしてコーナリングランプの異常を示す警告灯まで点いてしまい、エンジンをかけた直後はピコンピコンと警告が続き、落ちついで運転ができない状態でした。

さらに、そのほかの制御にも影響を及ぼしているようで、ギヤの変速タイミングや超低速でのブレーキの引きずりなども感じられて、これは乗らない方が良いと思いましてしばらく自宅の車庫で留守番をさせていました。

そして、ネットで発注しておいたホイールスピードセンサーがやっと届きまして、本日無事に取り付けることができ、エラーは全て解消しました。

ちなみに、今回は優良部品に相当するアフターマーケット向けのパーツを購入してみました。

ATEという、OEMメーカーでありアフターマーケット向けとしても流通しているもので、価格はディーラーで買うよりもはるかに安く購入でき、耐久性はまだわかりませんが今のところ全く何の問題もなく使えています。

ホイールスピードセンサー

こちらが今回故障して取り外したセンサー。

ちなみにこれもATEの製品でした。

価格に関してお伝えしておくと、ディーラーで購入すると部品の価格として23,980円(税込み)、対して今回私がネットで購入したものは安いものだと867円(税込み)で、じつは今回そのパーツが使えなかったことを考えていくつか購入したのですが、高いものでも約4,000円ほどでした。

仮に867円のヤツが偽物だったとしても、問題なくつ使えているのでこれをどう判断するかというところですね。

もっと安いものもありまして、今回私は購入しませんでしたが300円でおつりがくるようなものもありました。

じつは、私は社会人になって初めて就職したのが自動車関係の優良部品のメーカーで、私の仕事は優良部品とはあまり関係がなかったのですが、そんな会社にいると純正部品と優良部品の違いなども学ぶ機会が多く、自分の判断で純正部品と優良部品を使い分けるということを覚えました。

純正部品とは、たとえばトヨタ車だったらトヨタが実際に製造、もしくはトヨタブランドで販売している部品を言い、実際に新車に使っている部品と同等のクオリティ、もしくは規格を持つ部品のことで、メーカー保証がついていて安心な分価格は高価になります。

対する優良部品とは、部品メーカーが製造するもので純正部品と同等の品質を持っていてちゃんと基準を満たしている部品ですが、コストパフォーマンスに優れています。

人によっては安心を買うと言って何でも純正部品を選ぶ方もいるかもしれませんが、内容をしっかりと理解していれば優良部品を選んだ方が良いこともあります。

実際に私は優良部品のメーカーで部品メーカー同士の横のつながりも見てきましたが、ちゃんと規格も満たしていて私たちがイメージする以上にしっかりと品質の試験をしていますので、私自身は優良部品に対しては良いイメージを持っています。

ところで、靴の場合はそこまで厳密なパーツの定義はないように思います。

トップピース

私たちシューリパブリックでは、靴底にはイギリスのハーバララバー社のダイナイトソールを使っていますが、これに相当する優良部品はありませんね。

そのかわり、つけようと思えばビブラムだろうと知らないメーカーのパーツだろうと使うことが可能です。

ダイナイトってそこそこ高いので、近所の修理屋さんであまり見たことのない材料を安くつけてもらうことも可能と言えば可能です。

ただ、作っている立場からすれば、底剤はぜひダイナイトを使って欲しいと思っています。

というのも、人の足は思っているほど鈍いものではなく、ダイナイトからビブラムに変えたら違和感を感じたというお客様がたくさんいらっしゃいました。

そもそもが私たちはこのダイナイトに合わせたセッティングで靴を作っていまして、積み上げに使っている素材もダイナイトとのマッチングを考慮してこれにしています。

このコツコツという心地よい音と軽快に歩けるこの硬さは、ダイナイトじゃないとえられないものなので、ここはぜひ純正部品としてダイナイトを使っていただくことをお勧めします。

 

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