フィッテングのこと

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昨日はちょっと用事があってそのまま一日お休みにしてしまい、今日は水曜日なので定休日なので、結局のところ久しぶりに2日間のお休みということになりました。

ですが、普段から2日も休むことに慣れていないので、2日も休むとさすがに飽きてしまいます。

とは言え、一日だけのお休みだとやらなくてはいけない雑用を優先するため、ゆっくり休むこともできず、自分のやりたいこともできないものです。

そんなわけで、なんだかんだ言いつつ久しぶりの充実のお休みになりました。

今回のお休みは、まず自宅の家庭菜園を耕して野菜の種を蒔き、そのあと隣町の大判焼のお店まで自転車で買いに行き(でも臨時休業でお休みでした)、そして久しぶりに古本屋に行って東野圭吾の本を買ってくるという、何の変哲もないお休みの過ごし方なのですが、お休みを満喫している感じがあって満足感でいっぱいです。

次にこんな自由時間のお休みが取れたら、そんな遠くなくてよいので山に行ってハイキングをしてみたいですね。

さて、今日はフィッティングの話。

オーダーメイドの靴のフィッティングというと、もしかしたら今でもキツキツの靴を履かせられるという印象を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

じつは、私が靴の業界に入った時よりももっと前にはすごくタイトに靴を履くという文化があったそうで、それがだんだん適度なタイト具合に変わってきて、今では昔に比べるとそこそこ緩めのフィッティングになっていると感じます。

ただ、緩めのフィッティングといってもあくまでも昔と比べての話で、当然ながら靴が緩くては靴の中で足が動いてしまうので、緩いというほどのフィッティングという訳ではありません。

足のそのままのサイズで靴を作ると、その靴は緩くて歩きにくいと感じてしまい、適度な締め具合が必要になってきます。

どれくらい締めるのかは作り手が靴のコンセプトに則って考えるのですが、靴を履いてきついと感じない程度の締め具合が主流と言って良いでしょう。

さらに、私が靴を作る時には指先がある程度自由に動くようにしていて、それは歩くときに足の指まで機能させて歩けるようにという考え方に基づくものです。

靴を履いて心地よい締め具合で、長時間履いても疲れにくく、さらに歩くときにはしっかりと足を機能させることができるようなフィッティングが、私たちシューリパブリックが狙っているフィッティングになります。

私たちの足の形はそれぞれで、さらに言えば同じ足の形状をしていた人がいたとしても体質的にみると理想となる靴のサイズや形は全然異なることもあります。

靴のフィッティングは本当に深くて、これを既製品で何とかしようというのはとっても無謀な話です。

一生に一度だけでも足に合った靴を履いていただけると、靴の問題が解決出来たり、もしくは靴選びが変わってきて、いろいろなことが見えてくるはずです。

もっと多くの方々に、靴のフィッティングに関して興味を持っていただけると嬉しいです。

フィッティング




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