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20周年記念モデルの革の追記

カテゴリー: Message:伝えたいこと


先日ご案内させていただきました私たちシューリパブリックの20周年記念モデルですが、お知らせしてまだ数日なのになかなかいいペースでご注文やお問い合わせをいただいていまして、大変感謝しております。

そして、ご注文いただく方は革の色が気に入ったというケースが多く、今のところコバルトが一番人気のようです。

また、お問い合わせに関しても革に関することが多く、そんなこともあって今日は革の中でもグリーンの革に関して少し詳しくお伝えしたいと思います。

今回の20周年記念モデルで使用する革は、Virgilio Conceria Artigiana社のMARGOT(マルゴー)の型押仕様のもので、MARGOT自体は探せばこの革を使っている製品もあるかもしれませんが、型押し仕様のものは私たちが別注でお願いしたものなので、あまり目にすることはないのではないかと思います。

今回ご用意した革は4色ありますが、その中のグリーンで色名がAlloroというものです。

margot

パッと見は普通のグリーンのように見えますが、じつはこのグリーンはちょっと個性的というか特徴がある色なのです。

今回の企画では、この革をもみほぐして少し柔らかくして使うわけですが、革の特性上もみほぐすと多少色の雰囲気が変わります。

margot

この手前の部分において、少しだけ色が変わっているのがお分かりだと思います。

写真だとわかりにくいかもしれませんが、実際にはもう少しはっきりと違いを確認できます。

さらに、靴を作る際にはラスティングで革を引きますので、もう少し色が明るくなるかもしれません。

この色なんですけど、先日いらっしゃったお客様がこの革ではなかったのですがこれと同じ系統のグリーンの革をご覧になって、ランドローバーのディフェンダーのグリーンに似ているとおっしゃっていました。

確かに、この革も実物はそんな雰囲気があります。

MARGOTの厚さは2.2㎜ですが、型押し加工をしまして1.8㎜ほどになっています。

2.0㎜というと、私たちシューリパブリックで使っている平均的な革より少し厚みがあり、もみほぐす加工をしたのちに靴を作った場合でも、そこそこしっかり感を感じることができます。

ちなみに、今回はこのグリーンに関しましては3足分のみのご用意になります。

コバルト(青)が一番人気が出そうだったのでちょっと多めの7足分のご用意なのに対して、グリーンが3足分というのはちょっと少なかったかなと今となっては思いますが、ご希望の方はお早めにご連絡ください。

ちなみに、まだ受け付けは継続していますが、色に関しましてはほぼ私の予想通りのバランスでご注文をいただいています。

この企画に関しまして、ご質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。

お知らせ



★シューリパブリック創業20年を記念して、こだわりいっぱいの20周年記念モデルを発売中です。詳しくはこちら

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

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 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。

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