Tempesti社のELBAMATT #prugna

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なにやら暗号のようなタイトルになってしまいましたが、おすすめの革のご紹介です。

タンナーの社名がTempesti社で、革の名前がELBAMATT、そして今回ご紹介する革の色が#prugnaです。

elbamatt prugna

いつものことながら、デジカメのホワイトバランスの関係で若干明るく写っています。

ELBAMATTはTempesti社を代表する革であり、イタリアのトスカーナ地方で作られる風合いが素晴らしいと言われるあのバケッタ製法の革です。

バットといういわゆる牛の身体の中でも良いところだけを切り取った非常にクオリティの高い生地を使っており、実際に靴になった時のクオリティや雰囲気もとても良い革です。

ただ、最近のELBAMATTは少々クオリティが下がってきているという話を聞いたことがあるので、今日ご紹介しているこの革のように少し前に入荷したものはもしかしたら貴重なのかもしれません。

色名の#prugnaとは、イタリア語でプラムを意味するそうですがプラムよりは少し赤みがかっているのかなと思うところ。

Tempestiの色のバリエーションの中でワイン色のものは何色かあり、今日ご紹介している#prugnaはそれらの中でも最もダークな色になります。

elbamatt prugna

参考までに、#sienaのカットを置いて比べてみたところです。

#sienaは日本語で言えば赤茶という感じの色なので、#prugnaが結構濃い目のワイン色だということがわかりますね。

さてさて、このELBAMATTですがもう取り扱い初めて結構な年数が経ちますので、これまでにこの革で作ったことがあるという方もたくさんいらっしゃいます。

特徴としては、先ほどもお伝えした通り良い生地を使っていて、そしてオイルを多めに含んでおり、ですがカジュアルな雰囲気が強すぎないのでこの革で普通にビジネスシューズを作ることも全く問題ありません。

そして、よほどひどい扱いをしなければ年数が経ってもこの雰囲気を保つことができ、これまでに作った靴たちを見ていると半年くらいでイイ感じに馴染んできて、その後はほとんど変わらないという印象を持っています。

elbamatt prugna

最初の半年は、履き始めで折れジワなどが入り少しずつ雰囲気を増していく期間です。

写真のように、若干無理にシワを作ってみても、なかなかキレイなシワが入っているのがわかります。

つまり、この革はいわゆるボックス調の革とは方向性が異なりますが、実はとてもクオリティの高い革で履き込んでいってどんどん良い味が出てくるという性格の革なのです。

elbamatt prugna

こうして近寄って見てみても、なかなかキレイな肌目をしていますよね。

そして、今回私がこの色を選んでご案内しているのは、じつはちゃんと理由があります。

もちろん秋っぽい雰囲気ということもあるのですが、このワイン系の色は黒系の靴がお好きな方が黒の代わりに選んでいただくのにとても適していて、黒系の服との相性がとっても良いのです。

つまり、これまで黒い靴を中心に選んでいたのに、スムースも型押しもシュリンクもスウェードも持っていて、次はどんなのにしようかと迷った時に、深いワインの靴は服の雰囲気を変えずにそのまま履いていただけるのです。

となると、選択の範囲がぐっと広がりますよね。

デザインは、ベーシックなチャッカブーツやギブソンシューズでも良いですし、ちょっとにぎやかに穴飾りがいっぱいのデザインでもOKです。

ぜひ、こんな深いワイン色の革で格好良い靴を作ってみましょう。

ぜひこの革で作りたいという方、ご連絡をお待ちしております。

 

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