革が入荷しました

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以前にメインに扱っていたスコッチスウェードがもうだいぶ前に生産終了となり、デッドストックとなった時点で革屋さんにあるものをすべて買ってきて、無くなる前に何とか代わりのスウェードを探そうと思っていたものの、結局はスコッチスウェードに匹敵するものが見つからず、ずっと困っていました。

ですが、やっと見つけました。

これならどなたにも自信を持ってお薦めできます。

チャールズFステッド springbok

Charles F SteadのSPRINGBOKというスウェードです。

この革の何がすごいって、まず作っているタンナーさんがあのイギリスのCharles F Steadという、安心と信頼しかないところ。

そして、見た通りの生地の良さとキメの細かさ。

更にはスコッチスウェードに負けず劣らずの厚さとしなやかさ。

もうひとつはこの革は防水加工が施されているところ。

という、とにかく非の打ち所がないスウェードなのです。

今回入荷したのは・・・、

チャールズFステッド springbok

Bitter Choco(こげ茶)と、

チャールズFステッド springbok

Tabacco(キャメル系の茶)の2色です。

チャールズFステッド springbok

このSPRONGBOKは、裏側に樹脂の加工が施されていて、遠目で見るとスーパーバックのようにも見えますが実物は全く異なります。

何が違うのかというと、一番に感じるのが革の厚さです。

チャールズFステッド springbok

チャールズFステッド springbok

今回購入した2色は若干の厚さの違いがあるものの、2.2㎜くらいと言って良いでしょう。

製品としては2.0㎜くらいと聞いていたので、これらは少し厚めですね。

チャールズFステッド springbok

写真だとこのキメの細かさが正しく伝わらないかもしれないのですが、とにかくキレイなスウェードなのです。

厚さが2ミリ以上あって、生地がこれだけしっかりしていれば、どんなデザインだって問題ありません。

女性のお客様にもお薦めできますし、雨や雪が多い地域にお住いのお客様にだってお薦めできそうです。

スコッチスウェードが終わってしまった時に、これからスウェードはどうしたら良いのかと本気で心配していたので、この革が入荷して心の底からホッとしています。

入荷してからこの革に関していろいろと検証してみましたが、この質感ならKUDUやスコッチスウェードのようなしっかりしているんだけど優しい履き心地が得られそうです。

となると、おすすめなのはブーツでしょうか。

足首の周りを優しく包んでくれるあの感じがまた得られるなんて、本当に夢のようです。

もちろんシューズだって優しい履き心地は変わりません。

今ご注文いただくと完成はだいたい12月頃なので、このこげ茶やキャメルの温かい感じを生かして履いていただけそうです。

この革を使って靴を作りたいという方、お早めにご連絡ください。

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