今日はちょっと用事があって工房をお休みにして出かけてきました。

その目的は・・・、

甥っ子が初めてのスーツを買ってそれに合う靴を選んでほしいとのことで、早い話が甥っ子の靴選びです。

甥っ子がもうそんな年齢になったんだなぁってしみじみ思いつつ、そのぶん自分も歳をとったのを実感してみたり。

初めての革靴なので、どんなのが良いのかなぁって考えたのですが、やっぱりこれからいろいろタイミングで革靴を履くこともあるだろうから、どんな時にでも履けるパリッとしたベーシックなオックスフォードを勧めることにしました。

我が家の家族全員と甥っ子ファミリーは義妹（甥っ子のお母さん）と甥っ子という、5人体制で参戦です。

向かったのは佐野プレミアムアウトレット。

リーガルかスコッチグレインだろうなぁと思い、まずリーガルへ。

店舗に入る前に甥っ子の足の形をざっと見せてもらったのですが、甥っ子の足の形はなかなか細くカカトも小さく、シルエットは矢印のような形をしていました。

これって一見何でも合いそうに見えて実は履いてみるとジョイントの位置が合わなかったり、幅が合わなかったりして結構難しい足なのです。

リーガルの店舗では、ざっと見て回ったのですが残念ながら足に合いそうなオックスフォードは見当たらず、次にスコッチグレインへ。

スコッチグレインでは早々に店員さんに声をかけられ、今回の目的を伝えたところ、早速足を計測していただき合いそうな靴を持ってきてくださいました。

初めての革靴なのでソールはゴムで、幅は細いもの、デザインはオックスフォードということを伝えたのですが、店員さんが持ってきてくださった靴が驚くほどピタリと合い、私もフィッティングを確認させていただいたのですが、既製品でこんなに合うことがあるのかと思うほどのフィッティングでした。

甥っ子本人は、初めて履く革靴がどんなものかもよくわからずに、私がOKだったらOKだそうで、あっという間に靴が決まったのでした。

細かいことを言うとフィッティングってとっても難しくて、単に足長と足囲だけで決めるわけにはいかず、ジョイントの位置や全体的な足のバランス、センターの位置、肉付きや骨格のことなど、突き詰めればキリがありません。

それを既製品の中から選ぼうというのはかなり無謀で、今回のように足に合う靴に巡り会えるのなんてミラクルと言っても過言ではないほどです。

ともあれ、そんな感じで今日の私のミッションは無事に終了したのでした。

その後、私を除く4人は別のところで買い物があるため、私は途中で落として貰って群馬県の館林市の街中を散策しながら駅に向かいました。



館林って近いのにあまり行く機会がなくて、広い通りはだいたいわかるのですが裏通りはほとんどわからず、知らないところを冒険気分で歩いてきました。

最近あまり観なくなりましたよね、このタイプの住宅。



私が住む埼玉県北部と館林市は電車で20分くらいの距離なのに、街の雰囲気が思いのほか違うような気がします。



しばらく進むと、私が時々行く（最近はしばらく行っていないなぁ）タイ料理のキンジューヤンタイさん。

ここは、タイ人の方が作っているのにほんのわずかに日本人が好むようにチューニングされていて、タイ料理が好きな方も、特別好きじゃない方も、安心して食べられます。



館林の駅に向かう途中の商店街。

こういう雰囲気がなんとも味があってステキです。



そして、ちょっとブレちゃっていますがこのお店のネーミングセンスもピカイチじゃないですか！



町中華と言えばこの雰囲気ですよね。

丸いカタカタするイスに座って、ラーメンとチャーハンを食べたい。

と、ただ帰るだけなのですが一人で知らない街の冒険をしてきました。

このあと、館林の駅から電車に乗って帰りました。

ウチが駅から遠いので、歩いて帰ったら結構かかりましたが、時にはこうして歩いて出かけるのも良いですよね。

ちなみに、今日の相棒はチャッカブーツでした。

★★★お知らせ★★★

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