新・雨の日靴プラン(終了しました)

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もうあと少しで6月。

そして、2週間天気予報を見てみると雨の日や曇りの日ばかりで、もしかしたらこのまま梅雨に入ってしまうのでは?と心配になってしまいます。

普段から革靴を履いていると、どうしてもお天気が気になりますよね。

雨が降るのがわかっていればその日には履かない靴もありますし、むしろ雨の日にはどうでもよい靴を履くという方も多いのではないかと思います。

でも、やっぱり雨の日だって快適で履きやすい靴を履きたいものですよね。

そこで、今日の企画「新・雨の日靴プラン」です。

以前にブラックラピド×防水処理の革で雨の日靴プランの企画をやりましたが、じつは普段から私たちシューリパブリックでメインに作っているハンドソーンウェルテッドはじつはそんなに雨に弱いわけではなく、雨の日に履いてもしっかりと休ませて乾燥させていただければ問題ないと言われています。

そこで、今回は雨に強い防水処理を施した革×ハンドソーンウェルテッドというプランをご案内することにしました。

使用するのはこちらの革で、

防水革

姫路の(株)山陽さんの革になります。

先日、レザーフェアにて担当営業さんにお会いしてこの革に関して改めて詳しく聞いてみたところ、私が思っているよりもはるかに素晴らしいもののようで、防水処理は防水加脂剤というオイルのようなものを添加している関係で、単に防水性能が高くなるだけではなくもうひとつの似た革に比べてしなやかな仕上がりになっているのだとか。

確かにそう言わてれ確認してみると、もうひとつのヤツに比べて少ししなやかな気がします。

防水革

表面の仕上がりは、この通り非常にキメが細かくてとってもキレイな革です。

防水革

防水革

シワの入り方もこのとおり。

キメの細かい大変キレイなシワが入ります。

このシワの入り方は、革の生地の良し悪しがそのまま影響しますので、今後履き込んでいった時のキレイさや耐久性にも関係してくることです。

防水革

革の裏側もこの通り大変キレイです。

革の裏側がボソボソになっているものは、それだけ繊維がよくないことを意味していまして、それはつまり十分な革の厚さがないとか、もしくは生地そのものが良くないということになります。

この革はこんなにキレイなので安心して履いていただけます。

防水革

革の厚さは1.6㎜ほど。

十分にパリッとした靴が仕上がりますし、硬すぎる心配もありません。

革の雰囲気としてはビジネスシューズに使うようなものですが、靴の仕上げの方法でカジュアルなスタイルに合わせて履いていただいても良いと思います。

今回はこのような革を使った企画になります。

今回お選びいただけるデザインに関しては、特に縛りはなく、私たちシューリパブリックで問題なく製作できるものであればOKです。

では、詳細は以下の通り。

・使用する革は上記の黒のキップ(防水仕様)

・デザインの縛りはありませんが、親子穴などは通常通りの追加費用が発生します

・価格は靴本体が110,000円(税込み)

・初めてご注文いただく方はラスト製作費用(29,800円)が別途必要になります

・予定数は3足

・受付期間(ご連絡をいただく期間)は6月1日(日)までとなり、打ち合わせは6月中にお越しください

なお、注意事項といたしまして、今回の企画商品は防水加工の革を使って製作しますが、ゴム長靴のようにワシャワシャと水の中には行って行けるほどのものではなく、あくまでも雨が降っている時に履いても革に防水処理を施していることでアッパーにダメージが少ない商品である旨をご理解ください。

製法に関しましては、普段製作しているハンドソーンウェルテッドの靴と同じになります。

雨の日にも快適に履ける靴が欲しいという方、出張や旅行などにおいて突然の雨でも安心して履きたいという方、ぜひご検討ください。

皆さまからのご連絡をお待ちしております。

 

 

お知らせ

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★地元のコミュニティバスのご案内をアクセスのページに追加しました。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。