余談ですが、連休中に親戚が集まってピザパーティーをした日がありまして、その日は結構朝早くから出発して買い物をしてスタートというスケジュールで、私にとっては大変苦手な「朝早い」スタートでした。
そんなこともあって、本来なら持って行くはずの前日に買ってきたピザ用のチーズ1.2kgを自宅に忘れ、結局当日にまたチーズを買ったので私の家には使い道のないチーズが1.2kgほど眠っています。
正直なところ、私はチーズが苦手なのでオムレツに入れるとかチーズ何とかという料理に使うなんて考えられません。
このまま賞味期限を迎えるのを待つのかと思っていたところ、ふとチーズケーキという救世主を思い出し、ピザ用のチーズで作れるレシピを探して早速作ってみました。
そのレシピは、クリームチーズとか生クリームとか普通の家庭になさそうな材料を使うことなく、チーズ、砂糖、牛乳、卵、そしてホットケーキミックスというどこにでもありそうな材料で非常に簡単に作れるものでした。
先ほど完成して食べてみたところ、チーズ臭さもなく普通においしいチーズケーキが完成したのです。
これなら賞味期限を迎えるまでに使い果たすことができそうなので、気持ち的にとっても楽になりました。
今は困ったことはネットで解決できるし、何ならChat GPTに聞けばとりあえずの解決方法は教えてくれるので、本当に便利な世の中になりましたよね。
さて、アノネイのボカルーの最後のご注文のお客様の靴をクリッキング(裁断)したところ、思っていたよりも多く残りまして、もう1足くらいなら作れそうです。
現状でこんな感じ。
このあたりで1足なら行けるのではないかというところ。
この写真は実物よりもかなり汚く写っているのですが、奥の方に見える横のシワはグロースマークと言って牛の首の後ろの部分にある深いシワです。
グロースマークのある部分は靴になってもシワが残ってしまうので基本的に使いません。
それ以外の部分に関しては、仔牛の特徴でもある脇腹の縞模様がやや強めに入っているものの、これは仔牛なら当たり前にあるものなのでここは普通に使います。
この革は、縁の方は急激に質が下がるので、私の手よりも右側のみ使うわけですが、そんな感じでクリッキングのセオリー通りに裁断してその方の足の大きさやデザインにもよりますがおそらく1足分なら行けるだろうと判断しました。
もし足りなくても、この革のほかに多少の切れ端があるので、問題はなさそうです。
アノネイのボカルーは、今ではなかなか少なくなってきていると思うので、興味のある方にはお勧めしたいと思います。
最悪な場合、目立たないところに多少クオリティの落ちる部分を使う可能性もあるという条件で、お安くお受けしたいと考えています。
裏側を見てもこの個体は比較的使える部分が多い方であることがわかります。
ということで、詳細は以下の通り。
〇 プラン名: アノネイボカルー最後のスペシャルプラン
〇 受付期間: 本日より5月18日(日)まで (メールでご予約のうえ5月中に打合せにお越しください)
〇 予定数: 1足 (先着)
〇 製法: ハンドソーンウェルテッド(お客様の足に合わせて製作するオーダーメイドです)
〇 価格: 100,000円(税込み)(初めて靴をご注文される方は別途ラスト製作費用29,800円が必要になります)
〇 デザインオプション: 親子穴、メダリオンなどのオプション追加OKですが、オプション費用がかかります。
ご検討される方は、一度実物をご覧になっていただいてから決めていただければ結構です。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
★★★お知らせ★★★
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
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