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KUDU

いよいよ明日から神戸三宮のSUNさんでのイベントです。 お天気大丈夫かなぁと思いながら、いまウェザーニュースLiveを観ていますが、神戸の方はすでにピークを越えつつあり、イベントがスタートする午後にはかなり良いお天気で暑くなりそうです。 それよりもどちらかというと私の移動の問題の方が心配で、静岡県内で線状降水帯が形成されてしまうと新幹線の運行に支障が出てしまうかもといったところです。 とにかく皆様もご安全に。 さて、SUNさんのイベントはとっても久しぶりなので、スペシャルな革を用意しました。 まずひとつ目がこちら。 チャールズFステッドのKUDUの革で、色はオレンジです。 これってかなりレアですよね。 かつて私たちシューリパブリックでもブルーやグリーンを扱ったことはありますが、オレンジは初めてです。 それも、なかなかキレイなオレンジじゃないですか。 よくよく見てみると、革にはまだらな模様があり、これがKUDUの特徴のひとつでもあるのですがのっぺりとしたものとは違い、なかなかイイ感じです。 そして、KUDUのもうひとつの特徴として引っぱると色が変わることも挙げられます。 プルアップのような変化ですが、KUDUの革で靴を作るとほぼ全体的に引っ張られたような感じになって、靴はこの明るい色で仕上がります。 でも、ミンクオイルなどを塗り込んであげるとまた色が変わって、こんなふうに楽しめるのもKUDUの特徴のひとつだと思います。 革はやや柔らかめですが、十分な厚みがあって良い靴が作れそうです。 このほかにもブルーとグリーンを用意していまして、どれもとってもステキな革なのでぜひ実物をご覧ください。 そしてもうひとつがこちら。 デュプイ社のシャトーブリアンのブラウンです。 先日のレザーフェアでも、デュプイやアノネイの革は某ハイブランドからのオーダーに追われていて、10月頃までは日本からの発注は受けてもらえないなんていう話を聞きました。 ということは、今これらの革で靴を作れるとすれば、在庫がある場合のみ!?ということなのでは? 残念ながら、私たちシューリパブリックにももうほとんどありません。 お取り置きのお客様のぶんを除くと、これが最後の1足分です。 革は非常にしっかりとした生地と、セミアニリン仕上げでとってもキレイです。 こうしてシワを入れてみても、大変上品でキレイなシワの入り方です。 革の断面は芯通しをしていない染め方なので、こんな感じです。 昔の革を知っている方ならわかっていただけると思うのですが、昔の革は今の革に比べて目が詰まっていてズッシリと重くてよりしっかりしていました。 このシャトーブリアンはまさに昔の革のような作りで、仕上がった靴は確かに硬めですが履き込んでいくと良い靴に成長していきます。 一生ものもまでは、いかないものの、かなり永いこと相棒として履ける靴を作るのであれば、こんな革がお勧めです。 このシャトーブリアンは、オプション扱いの革ですので+4,400円となります。 この機会にちょっと個性的でステキで足にピッタリの靴を作ってみたいという方、ぜひこの週末に神戸三宮のSUNさんにお越しください。 お越しいただく場合には、おおよそで結構ですのでいらっしゃるお時間をお知らせいただけると嬉しいです。 神戸三宮SUNさんの場所や電話番号などの情報は、こちらをご参照ください。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック創業20年を記念して、こだわりいっぱいの20周年記念モデルを発売中です。詳しくはこちら。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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