靴ヒモの通し方は代表的なものでいうと、オーバーラップ、アンダーラップ、シングル、パラレルなどがあります。
その中で、ギブソン系の靴、いわゆる外羽と言われるタイプの靴には、私はオーバーラップが適しているように思います。

こちらがオーバーラップで通した靴ヒモです。
オーバーラップの通し方の特徴は、

まずこの状態からスター推して、表革から裏側にヒモを通すことを繰り返していく通し方で、最後だけ裏側から表側に通しますが出来上がったひもはキレイなV字を描きます。
なせギブソンの靴にはこのオーバーラップが適しているのかと言いますと、脱ぎ履きをするときにハネを広げますがその際に、

こうしてハネを外側に開いてあげるとヒモが簡単にゆるみ、比較的スムーズに脱ぎ履きができます。
これがアンダーラップでは外側に羽を広げてあげてもここまでヒモが緩みません。
また、パラレルだと締める時に若干抵抗が大きくなるので、比べるとオーバーラップの方がスムーズに締まります。
そんなわけで、ギブソンにはオーバーラップをお勧めしています。
では、ギブソンではなくオックスフォード、いわゆる内羽の靴になぜオーバーラップを勧めないのかということですが、オックスフォードは構造的にハネ同士がピタリとつくようになっていて、表側と裏側をまたいで通すオーバーラップはハネが閉じなくなってしまうため適していません。
実際にオックスフォードを履くときには、締め代として少しハネが開いているのが理想ですが、それでも構造的な無理をしてヒモを通すのは好ましくないので、オックスフォードに関してはパラレルが良いと思っています。
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