今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。
基本的にお休みが週に1日なので、お休みの日にやっておきたいことがたくさんあるとなかなか全部終わらせることが難しかったりするのですが、今日は比較的のんびりと過ごすことができました。
じつは、先週の水曜日に我が家の家庭菜園に野菜の苗を植えたり種を蒔いたりしてだいたいの作業は終えたのですが、まだ少しだけ苗を植える場所があるので、今日はそこに植える苗を買いに行ってきました。
私が住む加須市周辺には、野菜の苗を打っているお店が至る所にあり、さぁ今日はどこに買いに行こうかと迷ってしまうほど。
せっかくなので、今日は普段あまり行かないコメリに行ってみました。
コメリというと、田舎にあるホームセンターという印象をお持ちの方が多いですよね。
私もじつは家庭菜園を始めるまでほとんど行ったことがなくて、だいたいどんなものを売っているのかすら知りませんでした。
それが、家庭菜園を始めたことでコメリに行くことも増え、さらに言えば近くにコメリが数店舗あってどのコメリに行こうか選ぶことすらできます。
実際、どこでも良いのですが、今日はそのうちの1店に行ってミニトマトとオクラの苗を買ってきました。
帰る途中で道の駅によってみたところ・・・、
本日定休日。
残念。
ここは、「童謡のふる里おおとね」といいまして、利根川から近く大変のどかなところなので、もし加須にお越しいただいた時にお時間がありましたら、ちょっと足を延ばして立ち寄ってみてください。
さて、今日は靴ベラに関するお話です。
一般的に靴を履くときには靴ベラを使いましょうと言っていますが、これはなぜだかご存知ですか?
靴屋目線で言うと、靴を履くときには必ず靴ベラを使ってほしいというのが正直な気持ちです。
というのも、靴を履くときに何も使わないで履くと、ほぼ間違いなく靴の履き口の部分に負担がかかり、スティフナー(カカトの芯)の上の部分がヤレてしまったり、履き口を縫っている糸が擦り切れてしまったり、さらにはライニングが擦り切れてしまって、いずれにしても靴にとって大きなダメージになってしまいます。
特にスティフナーは靴にとっては非常に大切なパーツであり、これがヤレてくるともう履き心地は悪くなるし足をしっかりとホールドできなくなるし、とにかくもう最悪です。
それなら、靴ベラじゃないけれど指を使って履くのはどうかというご質問があるかと思いますが、これがスニーカーだったらまだ履き口が多少伸びて足を入れることができるものの、革靴の場合はそんなに余裕があるわけではなく、履き口を指の厚さぶん広げてしまうのも好ましくないので、やはり指よりも薄い靴ベラの方が好ましいと言えます。
なんとなく話の流れでご理解いただいていると思いますが、靴ベラを使ったからと言って靴ヒモをほどかないでハネを広げないで脱ぎ履きは、スティフナーにも履き口にも大きな負担がかかるためNGです。
一方で、シューズではなくブーツの場合に関しては条件が大きく変わり、靴ヒモを緩めハネをしっかりと開いて履くのであれば靴ベラは不要と考えています。
もちろん靴ベラを使って悪いことはありませんが、ブーツなら靴ベラナシでも構いません。
このあたりはいろいろと考え方もあるかと思いますので、これが絶対とは言えませんが、私が考えるところではそう思っています。
いずれにしても、靴を良い状態で永く履いていただきたいので、靴を履くときはぜひ靴ベラを使っていただくことをお勧めします。
★★★お知らせ★★★
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