ライニングの話

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私たちシューリパブリックでは、アッパーの革を選ぶことはできますがライニングを選ぶことはできず、ライニングは全てこちらの牛革となります。

ライニング

ちなみに、ライニングとは靴の内側の素材であり、服ではライナーと呼ばれているようです。

ライニングはある意味地味なパーツではありますが、靴下を介して足に触れる素材であるためアレルギー対策がなされていることや、耐摩耗性などの面でも物性的に優れている必要があるなど、決して何でも良いというわけではないのです。

牛革のほかに靴のライニングにはどんな素材があるのかと言いますと、合皮や豚革、馬革などもありますが、トータル的に最も優れているのは牛革だと思っています。

私たちシューリパブリックで使っている牛革のライニングはなかなか厚みがあるもので、計測してみたところ1.5㎜を超えていました。

ライニング

多分これは特に厚い部分だと思いますが、薄くても1.4㎜以上はあり、その厚さはじつは履き心地にも影響を及ぼしているのです。

ライニング

革の裏側はこのようにしっかりと目の詰まっているもので、適度に目が詰まっていて厚みのあるライニングは、履いた時に程よい柔らかさを感じるもので、靴が足全体を優しく包み込む感じはこのライニングの効果も少なからずあると言えます。

そして、この優しい履き心地をさらに実感する方法がありまして、それは何かというと新しい靴下を履くことなのです。

新しい靴下は、牛革のライニングと同じように程よい柔らかさがありますから、革靴の履き心地を改善したいという場合は靴下を新しいものに変えてみると効果があるはずです。

また、牛革のライニングは靴の中の湿気を吸収してくれる機能も備えております。

そう考えると、ライニングの素材は思いのほか重要で、ライニングの良し悪しで靴の印象が変わってしまうと言っても過言ではありません。

ですので、ライニングがいつまでも良い状態であるように靴を正しく履いていただきたいと思います。

靴ベラを使わないで靴を履いたり、靴ヒモを緩めたまま靴を履いたりすると、靴の中で足が動いてライニングに必要以上の負担がかかります。

それが酷くなるとライニングはすり減り、本来のポテンシャルを発揮できなくなってしまうのでご注意ください。

ライニングに限らず、正しく扱うことで様々なメリットが享受できるということですね。

 

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