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少し前に完成いたしまして、もうすぐお客様にお渡しする予定のギリーシューズです。 ご注文いただいた時に、 「お休みの日に履くための靴ですか?」 とうかがったところ、 「いえいえ、会社に履いて行きますよ。これくらいの色なら全然問題ないです。」 とおっしゃっていました。 こちらの革は、ELBAMATTのSIENAという色で、赤みがかったエンジ色といったところでしょうか? ELBAMATTは、かなりオイルを含んでいるので色によっては靴になった時にやや明るくなることもあります。 このSIENAも若干ですが明るくなります。 また、最近はたくさんのお客様がギリーシューズを選んでくださっていて、この一風変わったデザインにも皆さんだいぶ慣れていただけたようです。 ギリーシューズのパターンはオックスフォードを元にしておりまして、ハネの部分がかなり特徴があるために結構インパクトを感じてしまいますが、 よくよく見てみるとそれ以外の部分はほとんどオックスフォードと同じです。 なので、ギリーなのになかなか落ち着いた感じに履くことができますし、思っているほど賑やかではありません。 それでいて、このハネの形状のおかげで足の甲をしっかりとホールドできるため、フィッティングはなかなか優秀です。 まだギリーシューズを履いたことがないという方は、ぜひ一度お試しください。 このギリーシューズを納品した時に、お客様が履いてくださっている写真を撮ることができたら(撮り忘れなかったら)、また改めてご紹介させていただきます。 ところで、よくよく考えてみると、私たちシューリパブリックの靴のデザインは、数えてみてもすぐに数え終わってしまうくらいしかありません。 でも、仕様を変えたり革を変えたりすると靴が全く別物になります。 極端な例では、チャッカブーツでもスウェードとスムースと型押しとシュリンク(シュリンクと型押しはパッと見てさほど違いがありませんが)とでは、 やはり違う雰囲気がありますし、履いた感じも全く異なります。 そこにウェルトを違う仕様にしてみたり、ハトメを違う仕様にしてみると、また全然違う雰囲気になります。 私個人的には、あまりにもかけ離れたデザインや雰囲気の靴を履くよりも、なんとなく同じレンジとして似た雰囲気の靴を何足か交代で履くほうが、 合わせる服も選びやすいですし、何よりもその方のカラーがはっきりするように思います。 たとえばちょっとずつ革を変えて、所有するのが全部黒かネイビーのチャッカブーツというのも格好良いです。 ぜひ、そんなふうに楽しんでいただけると嬉しいです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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