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ソール交換

先日、HTさんからオールソール交換の修理でお預かりした靴のソールを剥がしてみました。 HTさんは、どちらかと言えばちょっと特殊なソールの減り方をする方で、ソールのセンターばかりが減り、それもカカトのトップピースとソールがだいたい同じくらいで減ってしまいます。 とりあえず今回は初めてのオールソール交換ですので、そのまま普通に修理をするということでお受けいたしましたが、 あまりソールばかり減るようでしたら、何か対策を考えて、例えばラバーの半貼りで対応ということも考えても良いかもしれません。 ところで、ダイナイトソールの交換のタイミングはというと、 私がお客様にお伝えしているのは、ダイナイトのガラがすり減って無くなった時です。 今回のHTさんはちょっと特殊なので、稀なケースとしてみてください。 HTさんのダイナイトは、断面がわかるように切ってみたところ、 こんな感じになっていました。 結構ギリギリだったかも? 測ってみたところ、最も薄い部分で残りあと1.3ミリほど。 この状態ですと、ソールを指で押してみると簡単にペコペコするはずです。 出来れば、残り2ミリくらいのタイミングで交換していただけると良いでしょう。 ソールがすり減って薄くなってしまうと、何かの拍子に穴が開いてしまう可能性もありますし、ソールに穴が開いてしまうと靴の内側に水が浸みこんでしまう危険性があり、 ボトムフィラーのコルクやインソールが一気にダメになってしまうかもしれません。 ダイナイトの丸いガラが消えた時点で厚さは2.2ミリ程度です。 そのあたりで、そろそろ交換の準備をしてください。 靴を永く履いていただくために、修理はちょっとだけ早めをお勧めいたします。   ★★★お知らせ★★★ ①シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。     ②Rifare大阪堀江店さんにて恒例のイベントを開催いたします。日時は、7月21日(土)、11時~20時です。足の計測や、ハンドソーンウェルテッド靴のオーダーを承ります。大阪近郊にお住いの方、ぜひお越しください。   ③Rifare名古屋栄店さんにて恒例のイベントを開催いたします。日時は、7月22日(日)、11時~20時です。足の計測や、ハンドソーンウェルテッド靴のオーダーを承ります。名古屋市近郊にお住いの方、ぜひお越しください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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