Archives

革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

革

余談なのですが、以前から私は出張に行くと日に日に疲れてしまい、もう3日目とか4日目になるとかなり具合が悪くなってしまいます。 どうやらよく眠ることができないようで、眠りが浅いために疲れてしまっているのではないかと推測しています。 そんなに神経質なほうではないですし、ましてや枕が変わったからといって眠れないなんてこともないのに、どうしてだろう?と改めて考えたところ、 その原因は目覚まし時計にあったようです。 いやいや、時計のカチカチという音ではなく、ちゃんと起きられるかがとっても心配なのです。 普段から普通の目覚まし時計程度では全く聞えないほど熟睡してしまっていて、起きても知らないうちにアラームを止めてしまっています。 自分でそのことがわかっているから、熟睡してはいけないという意識があって、ちゃんと眠れないのではないかと思うのです。 そこで、 次回の出張に備えて目覚まし時計を買ってみました。 アラームの音量はそれほど大きいわけではありませんが、スヌーズ機能で何度でも起こしてくれるところがとっても安心です。 そして、もうひとつのアラームとして、普段使っているタブレットを鳴らすようにすれば、本当に起きなくてはいけない時刻もわかってとっても合理的です。 次回の出張は、いつも以上に元気に過ごせそうです。   さて、先日ご紹介した革と一緒にもう1枚入荷したものがあります。 こんな革です。 この写真なら、何となく実物に近い雰囲気だとおもいますが、この革の色はダークグレーです。 とっても珍しいですよね。 革問屋さんの倉庫の中で偶然に見つけて、詳しく訊きませんでしたがおそらくデッドストックもので、もうこれ1枚だけだと思います。 表面にうっすらとシボがあるような雰囲気ですが、どちらかといえば靴になると消えてしまうような感じのシボですので、ビジネスシューズ用としても良いと思います。 ビジネスシューズを作るのであれば、フルブローグとか、パンチドキャップのオックスフォードとか、ちょっとキレイな感じのデザインがよく似合いそうです。 もしくは、オフィスカジュアルの服に合わせるような雰囲気で、チャッカブーツとかプレーンのギブソンシューズなども良いでしょう。 いずれにしても、キレイな感じにまとめるのが良さそうな雰囲気の革です。 革の質感は、少しタンニンが入っているような感じですが、いわゆるヌメ革の雰囲気とは違ってだいぶしなやかですので、履き込んでいくにしたがって良い味が出てくることと思います。 私個人的にはとってもお勧めの革で、この革で作った靴は1足持っていても良いかと思います。 先ほどもお伝えしました通り、入荷したのはこの革1枚だけで、製作できる靴の数は4足分です。 ご希望の方は、お早めにご予約のご連絡をお願いいたします。 実物は私どもの工房にありますので、お時間がありましたら是非見にいらしてください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

裏方

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム

モンキーブーツ

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 イベント関係も無事に終わったので、気持ち的にものんびりと休める休日になりました。 ところで、今月の初めに新潟へ行った時に新潟の原信でミレービスケットを見つけて購入し、先日の関西出張の時にも一宮の成城石井でミレービスケットを見つけて購入するほど、今ではミレービスケットのファンになりました。 元々はお客様のTWさんが教えてくださったもので、この辺りではなかなか売っていないために、どこかに行ったときに気にかけて探して見つけたら買ってくることにしていたのですが、 今日地元のスーパーに買い物に行ったときに見つけました。 間違いなく本物です。 そんなこじゃれたスーパーではないのですが、新潟の原信と同じ系列であることから、ウチの奥様がきっとあるはずと言い出し、行ったついでに見つけてきました。 ちなみに、そのスーパーには愛知県では誰でも知っている「松永のしるこサンド」も売っていました。 本当に普通のスーパーなのに、予想以上のポテンシャルにやや驚いています。   その買い物の後は特にこれと言って何もせず、家でお茶をすすってのんびりしていたのですが、ちょっと心配になったことがありまして、 将来、何年後かわかりませんが、仕事を引退して家にいるようになった時に、いったい自分はどんな生活をするのだろうかと。 今は日々仕事に追われて忙しくしているから気づかないかもしれませんが、私の日常から仕事を削除してしまったらいったい何が残るのでしょうか? 自分では多趣味だと思っていたのに、今日のような時間ができたときには、 風が強かったから自転車にも乗れず、 同様にカメラをもってどこかへ散歩に行くこともできず、 アウトドアなどを楽しむのも良いかもしれませんが、そう毎日そんなことばかりやっているわけにもいかず、 旅行だってそんなに行ってばかりいるわけにもいかず、 楽器の演奏を楽しむのも良いけれど、音がデカいから場所を選ばなくてはならず、 結局は家でのんびりと時間がすぎて行くのを待っているよな日々になってしまうのではないか、正直心配になりました。 何歳になっても前向きで意欲的に生きたいものです。 しっかりと目的をもって、ちょっと時間が足りないくらいに生きたいものです。 そのためにも、健康でいられるように今から気を付けて、他人に迷惑をかけないように生きて、自分自身も日々を楽しみたいと思います。 あまり大変なことはできないでしょうから、簡単な野菜や果物を育てて、いつも楽しみがあるような日々を送りたいと思います。   さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、改めて考えてみると私はどちらかと言えば表舞台に立つよりは裏方のほうが自分に合っていると思っています。 靴屋という仕事は、やり方次第で表舞台に立つことも裏方で支えることもどちらにも振れる仕事ではありますが、私はあまり目立たないところでお客様のために静かに良いものを作っているというスタイルが好きです。 昨今は情報過多という傾向もあって、しっかりと伝えなくてはいけない時代に生きているために、直接お客様にお会いしてお伝えするようなことをたくさんやっていますが、正直なところあまり得意というわけではありません。 今は商品を売るためにたくさん目立って良い印象を持ってもらって、それで飽きられる前に利益を出そうというやり方のブランドがやたらと目について、 でも自称裏方の私は、これとは全く対局なやり方をしています。 多少利益が少なくなってもとことん良いのもを作って、履いていただいた方には絶対的に信頼していただけるようにして、そんなお客様を少しずつ増やしていって、それを永く続けることで大きな信頼を得られるようにと心がけています。 大きな看板を掲げて広く売るのではなく、裏方らしくお客様をしっかりとサポートすることに専念したいと思ます。 例えばこのモンキーブーツ、決してそんなにメジャーなデザインではないのに、以前から本当にたくさんの方々がご注文してくださっています。 地味にこのモンキーブーツの素晴らしさをお伝えしてきたら、ちゃんと受け取ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。 裏方だからこそ、お客様お一人お一人としっかりとつながることができ、それも双方向でつながっているのだと思います。 ご興味がある方は、ぜひ裏方ぶりを工房に見にいらしください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

革が入荷しました

カテゴリー: Leather:革入荷情報

革

先週の水曜日に仕入れに行って発注した革が、今日到着しました。 もっと早く入れていただくこともできたのですが、私が出張に行っていたということもあって、今日にしていただいたというわけです。 今回入荷したのは、コチラの革です。 バッファローカーフのシュリンクです。 バッファローカーフはこれまで何度か入荷したこともありますが、シュリンクとなると初めての入荷になります。 仕上がりはバッファローらしい雰囲気が十分に出ていて、ややソフトな感じですが強度的な心配は要らないようです。 入荷したのは、グリーンががったグレーと、こげ茶色、そしてブルーがかったグレー。 そして黒の計4色となります。 革の大きさはカーフだけあってかなり小さく、おおよそ革1枚で1足と考えれば良いと思います。 こげ茶のみ1枚で、その他の色は2枚ずつ入荷しています。 個の革の面白いところは、場所によってシボの感じが全く違っていて、例えばプレーンのギブソンシューズを作ったときに、 つま先のたくさん引かれる部分にシボの細かい部分を使い、ハネの周辺にシボが強い部分を使うと、 同じ革なのに素材に動きが出て非常にオモシロイ靴が完成します。 さらに、今回入荷したのがグレー系でありながら決して薄味ではない興味深い色の革ですので、今年の秋に向けてこのような革で作った靴を1足持っていると、ちょっとヒネリが効いていてファッションを楽しめそうな気がします。 カーフの革は使えない部分があるため、良い部分のみを浸かって贅沢に作らせていただきます。 実物は工房にありますので、お越しいただいたときにご覧になってください。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

一宮

2日間のオーダー会が無事に終わりました。 昨日の夜はさすがにイベントが終わった後に家まで帰ることはできませんのでもう1泊し、今日ゆっくり帰りました。   この2日間のイベントを振り返ってみて、 ショップでイベントを開催すると、どうしても工房で私とお客様と1対1でお話しするのと違って、ほかにもお客様がいらっしゃる環境の中での対応になりますので、工房の時ほどのんびりじっくりというわけにはいかないのですが、 そんなデメリットに対してメリットもいくつかあることに気付きました。 それは、ほかにお客様がいらっしゃることで、ちょっと相談をして生の意見をうかがったり、シューリパブリックの工房ですと私にとってはホームでお客様にとってはアウェイになってしまいますが、 ショップでは私もお客様もアウェイになり、力加減と言ったらちょっと違いますが、意見の言いやすさが対等に近くなるような印象を受けました。 さらに、私たちのことを全くご存じないようなお客様がいらっしゃると、情け容赦なく(もちろんこれは私たちにとって良いことです)ご意見を言ってくださることもあって、お客様も率直な意見交換ができるように感じました。 そんなこともあって、ショップでのイベントの必要性を改めて実感しました。   今日は帰宅する途中に愛知県の一宮市に立ち寄って、ちょっとリサーチをしてきました。 一宮駅には、マスコットキャラクターのいちみんがいます。 そして、一宮の駅はとってもキレイで、上のほうには図書館もあります。 2階のデッキの部分は、風を感じながらのんびりできるとっても素敵なところです。 昨年も一昨年も用事があって家族と一緒に一宮を訪れたときには、私はやることがなくなってこのデッキでのんびりと本を読んでいました。 駅の近くはこんな感じです。   そして、今回一宮に立ち寄ってリサーチをしたのは、秋に予定しているイベントがありまして、そのためのリサーチでした。 このビルで開催する予定となっています。 イベントに関する詳細は、後日また改めてお知らせいたします。   訊いたところによりますと、一宮は喫茶店のモーニングの発祥の地だそうで、 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この辺りで午前中に喫茶店に行ってコーヒーを注文すると、お店によってトーストだのゆで卵だのサラダだの、どっちがメインなのかとビックリするようなものが出てくる文化があります。 というのも、一宮は昭和30年代には繊維業の全盛期を迎え、商談に喫茶店が使われるようになりました。 一日に何度も通う常連さんにはマスターが朝のコーヒーにゆで卵とピーナッツをつけたのがモーニングサービスの始まりだとされているそうです。 モーニングサービスは、一宮の繊維業あってのものだったようです。 また、友人から聞いたところでは昔は一宮は繊維業が盛んであったことからとってもオシャレな街だったようで、ほかの地域から斬新なファッションを求めて人が来ていたそうです。 今は少し元気がなくなってしまっていますが、それでも新しいものを取り入れる柔軟さと独自の文化が感じられる街だと思います。   新しいものと言えば、一宮にはラウンドアバウトがあります。 ラウンドアバウトは、ヨーロッパの地方によくある交差点のスタイルで、例えば左側通行であれば交差点の中心にある大きな(小さいものもありますが)円を必ず時計回りに回って交差点を通過しなくてはいけないという決まりがあります。 動画がありました。 → https://www.youtube.com/watch?v=X1jYXvXN_m4 交差点に信号がなく、円の中を回っているクルマ優先となります。 円の中をクルマが走って来ていれば、自分は待たなくてはならず、円の中を走っているクルマの障害にならないようであればに進入します。 左折の時には円を4分の1周して左に行きますが、 直進の時には半周、右折の時には4分の3周してラウンドアバウトを出て行きます。 まだ日本では比較的珍しい交差点のスタイルですが、そんなラウンドアバウトが一宮の駅の近くにあります。 ちなみに、埼玉県にもラウンドアバウトがあります。   とりあえず、これで春のオーダー会のイベントがひと段落しました。 また次のイベントに向けていろいろと楽しい企画を考えておきます。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

Yさんのギリーシューズ

昨日から関西方面に出張に来ておりまして、今日は神戸三宮のSUNさんでイベント開催です。 SUNさんとのお付き合いはもうあと少しで10年になり、振り返ってみればこれまでいろいろなものを製作して販売してきました。 最近では、諸々の事情でハンドソーンウェルテッドのオーダーメイドの靴のみとなっていますが、お客様たちはこれまでにご注文いただいた靴たちをとても大切に履いてくださっていて、毎回靴たちのメンテナンスの仕方やトラブルの対処法を質問してくださいます。 こうして定期的にSUNさんにお邪魔することの必要性を改めて実感します。 また、SUNさんは私たちシューリパブリックのお客様が納品などのために来てくださる拠点として利用させていただくこともあり、今日もそんなお客様たちが開店間もないころからたくさん来てくださいました。 福井県にお住まいのYさんは、出張の途中で革の確認や靴のフィッティングの確認のためにお越しくださったり、 大阪府にお住まいのKさんと彼女さんは、以前にご注文いただいた靴がちょうど完成したので納品のためにお越しくださいました。 Kさんのギブソンブーツと、 彼女さんのチャッカブーツです。 Kさんは、今回の靴が2足目になりますが、今日納品させていただいた靴は、もう早速今日から履いていただきまして、履き心地も大変気に入っていただけたようです。 前回のイベントでご注文してくださったMさんは、完成したモンキーブーツを履いてきてくださって、 今日は次の靴をご注文くださいました。 こちらは、前回のイベントで3足まとめてご注文頂いたOさんのギブソンブーツです。 Oさんも、次の靴をまた3足ご注文くださいました。 こちらは、前回のイベントでご注文いただいたYさんのギリーシューズ。 Yさんは、次回のイベントに向けてどんな靴をオーダーしようかと思案中のようです。 今日一日のイベントでしたが、この他にもたくさんのお客様が来てくださって、とっても盛況のうちに終了しました。 あまり忙しくなってしまうと、お一人お一人にじっくりとお話が聞けなくなってしまうのではないかという心配がありますが、とりあえずは出来る限り丁寧にお話をさせていただきたいと思っています。 神戸から埼玉まで来ていただくのはとっても大変ですから、私が神戸に来たときに上手に活用してください。   今回は、ちょっと出張が続いてバタバタしましたが、振り返ってみればとっても楽しい出張でした。 次回神戸に来るのは、9月30日(土)になります。 10月1日(日)もいます。 また近くなりましたら、お知らせいたします。 SUNさん、そしてお世話になりましたお客様、今回もありがとうございました。 ご注文いただきました靴は、少しずつですが製作させていただきます。 お楽しみにお待ち下さい。 よろしくお願いいたします。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

革サンプル

今日は、大阪のリファーレさんにてイベント開催です。 リファーレ恵比寿店さん同様に、大阪店さんにももうすでに何度も来ていて、スタッフの方々とも仲良くしていただいているので、 イベントのためにリファーレさんに行くと言うよりは、また来ましたと言ったところです。 早朝に家を出たときはとっても良いお天気でしたが、大阪は曇り時々小雨のやや微妙な天気。 それでも、オープンと同時に足の計測に来てくださったお客様や、 リファーレのM社長のお友達の方も来てくださって、 振り返ってみればあっという間の一日でした。 今回は、向かって左側の場所をお借りして、こんなディスプレイにしてみました。 革サンプルはあるだけ持ってきたので、正直なところちょっと多かったかも?と思ったり、 この時期にして、持ってきた靴の半分がブーツという、相変わらずのブーツ押しだったりしますが、 お越しいただいたお客様は、ブーツに興味を持ってくださった方も多く、私自身が最もおすすめしたいと思っているブーツはまずはじめにお勧めしても良いかも?と感じたところもありました。 大阪店さんで開催するこのイベントは、すでに定期的に3年くらいやっていますが、まだまだ初めてお会いするお客さまもたくさんいらっしゃって、 今後も足に合った靴の大切さと、シューリパブリックのオーダーメイドの靴を、大阪近郊の皆さまにお伝えしていかなくてはいけないと思いました。 そうそう、リファーレ大阪店さんからのメッセージなのですが、 もし家や職場の近くにちゃんと靴を修理してくれる修理屋さんがないような場合、リファーレ大阪店では郵送にて靴の修理を受け付けているとのことです。 ただし、その場合は事前に一度ご連絡くださいとのことでした。 カカトの交換から、オールソール交換なども対応できます。 直接ごお会いきないからこそ、しっかりと納得していただける仕事をする必要があるとおっしゃっていましたよ。 さて、私は明日は神戸三宮のSUNさんへ行きます。 オープンは13時ですので、お間違いないようにお気をつけください。 明日は三宮でお待ちしております。 Rifare大阪店の皆さま、そして大阪の皆さま、今日もたいへんお世話になりました。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F 13時オープンです。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

チャッカブーツ

さて、明日から関西方面へ行きます。 明日の土曜日は大阪北堀江のRifare大阪店さん、翌日曜日は神戸三宮のSUNさんにお邪魔して、2日間ともオーダー会を開催します。 たくさんのお客様にお会いできるのを楽しみにしています。 オーダー会は、これまであちこちへ出向いて行って開催していますが、 そのような場所でお会いするお客様は、私たちシューリパブリックのことをご存じない方のほうが多く、 「どんな靴を作っているの?」 とか、 「この靴は、ほかの靴と何が違うの?」 と訊かれます。 そして、そんなご質問に対して、 英国靴をベースとした質実剛健で実用的なオーダーメイド靴を作っていることをお伝えしています。 靴のオーダーをお考えの方は靴に方向性とか特徴があることを知っていらっしゃって、 大きく分けると、ワイルドなワークブーツや、登山靴、イタリアンのシュッとした靴、そしてイギリスの実用的な靴などの種類があります。 靴づくりでは、それぞれに深い深い専門性があるため、これらの垣根を越えて異なる分野の靴を作ることはあまり一般的ではありません。 そんなこともあって、私たちは実用的な英国靴を作っていることを前面に出しています。 英国靴の良いところは、とにかく普通に履けて丈夫で永く愛用できること。 そして、実用面をしっかりと考えて作られているので、履きやすさも上々です。 でも、初めはあまり難しいことを考えずに、まずは興味をお持ちいただいた方はどんなものか様子を見にいらしてください。 楽しみにお待ちしております。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 Rifare大阪店: 大阪市西区北堀江1-17-11 【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

モンキーブーツ

今日のお客様は、神奈川県にお住いのFNさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、通常よりも少し筒の高さが低い仕様のモンキーブーツです。 FNさんは、以前からモンキーブーツを作りたいとおっしゃっていましたが、その前にもっと他に作りたい靴があったり、その時気に入った革にはモンキーよりももっと違うデザインが合うなどの理由で、なかなかモンキーブーツをオーダーする機会に恵まれませんでした。 でも、今回は念願かなってモンキーブーツ完成です。 FNさんのご希望で、通常よりも筒の高さが少し低い仕様となりました。 「ほかのお客さんが、モンキーブーツは独特の履き心地って言っているけれど、どんなものかと思っていました。実際に履いてみて、こういうことかってわかりましたよ。確かに、ギブソンブーツとは違いますよね。」 とおっしゃっていました。 前半分が完全に革で覆われるギブソンブーツと、前半分の途中までヒモで調整できるモンキーブーツとでは、だいぶ履き心地が異なります。 言葉で表すのはとっても難しいのですが、モンキーブーツのほうが少しフリーな感じとFNさんはおっしゃっていました。 まだ今の時点では履き初めで全然馴染んでいないため、モンキーブーツの本来のフィッティングが出ていませんが、これがもう少し馴染んでくるとだいぶ履き心地が変わってくると思います。 その頃に、またご感想を教えてください。 こちらは、カカトのトップピースの交換をしたギブソンブーツです。 2足まででしたらその場で修理ができます。 カカトが新しくなって、履き心地もシャキッとしたことでしょう。 FNさん、今日はありがとうございました。   靴のスペック デザイン: モンキーブーツ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+サイズ調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド     ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 Rifare大阪店: 大阪市西区北堀江1-17-11 【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

ムダヅカイ

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム

プロトレック

私は、久しぶりに誰かに合うと、ほぼ必ず訊くことがあります。 それは・・・、 「最近何かムダ遣いをしましたか?」 という質問です。 子供のころのムダ遣いは、それこそ本当のムダ遣いでしたが、大人になって自分でお金を稼ぐようになって、そのうえで何かがほしくて買うモノは、ムダ遣いといえども本当はムダ遣いではありません。 たとえば、バーベキューをやるかやらないかわからないのにバーベキューのコンロを買うのは、決してムダ遣いではなく、そんな憧れに対して心を豊かにしていることであり、急にバーベキューをすることになった時のための準備なのです。 バーベキューコンロに限らず、何かを買うことで心が本当に豊かになれるのだれば、それは買っても良いと思います。 普段お世話になっている税理士のJさんの名言がありまして、 「大人が何かをほしいと思うときは、これまでの経験があるからとんでもないものを欲しがることなんてなくて、その経験に裏打ちされたものだろうから、買っても良いのです。」 ということです。 大変ステキな名言です。   私、日頃からあれがほしいとかこれがほしいと、本当に欲しいものだらけなのですが、振り返ってみると実際に買ったものはすべて買って良かったと思っています。 ちなみに、最近の私のムダ遣いは、コレです。 プロトレックという、カシオのデジタル腕時計。 なぜこれがほしかったかと言うと、数年前に起きた東日本大震災の時のことをしっかりと覚えているかと思いますが、 金曜日の午後に大きな地震が発生して、東京にいた人たちは交通機関がマヒしてしまったために、多くの方々が歩いて帰宅することになりました。 あとから思えば職場に一晩泊まって、明るくなってから帰宅したほうがよかったと言われていますが、次に何かが起きるときにそんな経験が生かされるとは限りません。 なので、もし私がどこか遠くに出かけていて、何かの事情で歩いて帰らなくてはいけなくなった時に、少なくとも方向がわかるものを持っていたいと思いまして、バッテリーの心配がなくコンパスの機能がついているこの腕時計を買いました。 私は、ほぼ毎月どこかへ出張に行っていますし、うちの家族も結構な頻度で遠くへ出かけています。 家族の中で、遠くへ出かける人がこの時計を持って行けば、もし何か起きた時にも最悪でもどちらの方向へ行ったらよいのかくらいはわかることでしょう。   震災の話では、先日のイベントに来てくださったOさんが、とても心に残ることをおっしゃっていました。 それは、 「もう私は毎日シューリパブリックの靴を履けるくらい揃ってきたので、もし突然大きな地震が起こって20キロを歩いて帰らなければならなくなっても、さほど心配はありません。普段の靴の問題は、本当に深刻ですよ。」 とのこと。 歩かなければいけない時に歩けないとか、逃げなければいけない時に逃げられないというのは、生命にかかわることです。 Oさんはもしかしたら特別に慎重なのかもしれませんが、それでももしものために準備をしておくというのはとっても大切なことに違いありません。   私の腕時計にしても、Oさんの靴にしても、そんな災害の時に使うようなことがないに越したことはありませんが、やっぱり日頃の準備は必要だと思います。 やっぱりムダ遣いと言えども、実際にはムダ遣いではありませんね。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 Rifare大阪店: 大阪市西区北堀江1-17-11 【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

ヒールピッチの話

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ラスト

靴作りの世界では普通に当たり前のようになっていることでも、一般的に見ると当然のことながらあまり知られていないことがたくさんあります。 靴の世界にどっぷりと浸かってしまっていると、つい感覚が麻痺してしまいます。 昨年の暮に、神戸のSUNさんにて人生初のオーダーのジャケットをお願いしたときには、 靴の世界と違って、こんなオプションもできるとか、このオプションは見た目に反して手間がかかって大変などということを、なんとなくですが知ることができました。 そういえば、近くのショッピングモールにあるシャツのお店に行って話を聞いたときにも、 襟の形とか袖の長さを調整するとか、靴のパターンを作っているものからすればそれはなかなか大変そうだと思うようなオプションがある反面、シャツ自体の丈は変えられないということがあって、そのシステム上の都合もあるのだろうと思った記憶があります。 その時のお客である素人の私にしたら、どれができてどれができないなんて推測の範囲でしかありませんから、お店で詳しく教えていただくしかありません。   思い出すのが、私がまだ靴のメーカーに勤めていて靴のパターンを作る仕事をしていた頃に、お取引先のあるデザイン担当の方から、 「タブの位置をあと2ミリ後ろにずらしてくれる?」 と言われたことがあって、言う方はたかだか2ミリだから簡単にできるだろうと思っているかもしれませんが、その修正は完全にパターンの作り直しになるモノであり、仕事ですから言われたとおりにしますが、多分理解してもらえてないだろうなぁって思ったということがありました。 昨今のシステムの仕事をされているSEの方においても、 「ちょっとこんな風に動くようにしてよ。」 と簡単に言われることがとっても大変な作業なのと同じです。 いや、システムの仕事のほうが大変ですね、きっと。   靴の製作に関することでは、 ご注文の際に稀に言われることなのですが、カカトの高さを少し高くするのは、じつはとっても困難なことなのです。 その理由は、 これが靴のラストで靴の基本的な形のもととなるものなのですが、これは木型屋さんに発注するときにNC旋盤で単に大きい小さいの注文は可能ですが、それ以上の例えば折り曲げた形にするとかねじるなどの注文はできません。 また、ラストは接地点が決まっていて、それにとともにヒールピッチ(ヒールの高さ)やトゥスプリングの高さ(靴になったときにつま先が浮いている高さ)も決まっているため、むやみにヒールの高さを変えることができません。 もしヒールの高さを変えてしまうと、かなり極端な例ですがこんなことになってしまいます。 まぁ、もしお客様からヒールの高さを変えたいというご希望があったときには、このようなことをご説明してご理解いただいています。   ちなみに、どうしてもヒールを高くしたいという場合は、全く新たにラストのモデルを職人さんに削っていただくことから始めなくてはならず、そのあたりの諸費用だけで靴1足分を大きく超える費用がかかってしまいます。 本当に靴づくりの世界の話なのですが、皆さまにも参考までに知っておいていただきたいと思います。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 Rifare大阪店: 大阪市西区北堀江1-17-11 【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 SUN: 神戸市中央区北長狭通2-5-5 2F   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

… 続きを読む

<<    |   >>

↑トップへ