足に左右差がある時の既製品の靴選び

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イベントなどでお客様にお会いすると、けっこうな確率で質問されるのがこの件なので、みなさまの参考になるようにお伝えします。

Q
足に左右差があるのですが、靴はどのように選べば良いですか?
A
これまでたくさんの方々の足を計測してきた経験値からすると、ほとんどの方が左右の足の大きさが同じではなくどちらかが大きくてどちらかが小さいというケースがほとんどです。それは、たとえば右足の方が長さが長くて左足の方が少し短いという、片方の足がそのまま少しだけスケールダウンしているケースもあれば、右足の方が長さは長いけれど左足の方が足囲は大きいという、完全にバランスが違うケースもありました。

そのような時には、何を基準にして靴を選んだらよいのかをお伝えします。

まずその前に、既製品と言えども厳密に言えば製品となっている時点でもしかしたらすでに左右差があることもあります。

それが運よく大きい右足に対して靴も少し大きく作られていたら非常にラッキー。

もしそのお店に同じサイズの靴がいくつかあったら、店員さんにお願いして履き比べさせていただくことをお勧めします。

左右同じサイズのラストを使って作るのに、そんなことあるの?と思うかもしれませんが、これが天然由来の素材を使って作るとけっこうそういうこともありますし、作る人のクセということもあるのです。

なかなかそううまくいくことは少ないかもしれないですが、もしかしたらそうならないこともないということで、是非チャレンジしてみてください。

そして、物理的に左右が同じ既製品の靴に対しては、たとえば右足の方が大きい方の場合、そんなときは靴業界の常識として小さい左足に合わせて靴を選ぶということになっています。

その理由はというと、革靴の場合必ず革の裁断方法として縦(つま先⇔カカト)方向には伸びないように、横方向には伸びるように裁断するという決まりになっています。

革には伸び方向というのがありまして、実際に革を触っていただくとわずかに伸びる方向とほとんど伸びない方向があり、その方向が90度でクロスしています。

つまり、縦方向に伸びないのなら横方向には伸びるということになります。

その場合、キツイ方の右足は修理屋さんなどに持って行ってストレッチをしてもらうことで、少し靴が広がって結果的に両足とも良いフィッティングで履くことができるようになります。

大きい方の足に合わせない理由は、原則として靴は伸ばすのは比較的簡単ですが縮めるのは結構難しいから。

それをふまえて、足長以外でも左右差がある場合は足が小さい方(緩い方)に合わせるというのが鉄則になります。

ただ、どうしてもストレッチなどの調整で対応できないくらいの左右差があるケースもありますよね。

何かの理由で左右で結構大きさが異なることもそう珍しくありません。

その場合は、その程度にもよるのですがもし左右の靴をどうしても同じサイズにしたいということであれば、きつい方の靴はストレッチをして緩い方の靴にインソールを入れるなどの調整ということになります。

それで問題ない程度であれば良いのですが、あまりにも左右差があると足を痛めてしまうこともあります。

特に、先天性の問題や過去にケガをされたなど、しっかりと足を保護したほうが良いケースもありますので、調整できる範囲を超えているような場合は専門のショップに相談していただくことをお勧めします。

おおよその目安として、足長の差が5㎜以上ある場合、もしくは足囲の差が10㎜以上ある場合としておきます。

私たちシューリパブリックでは、医療分野に踏み込むことはできませんが足に合わせて靴を製作することは可能です。

場合によってはご希望に沿えないこともありますが、できる限りでお力添えさせていただきます。

チャッカブーツ

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