RussoのKing MPはステキな革

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10年くらい前なら、このような革が普通に買うことができたのですが、最近はとにかく黒のボックス調の革がないのです。

それにいろいろと事情があるそうで、革屋さんも本当に困っているようですが、できないものは仕方ない。

なので、あるものを大切に使っていくだけです。

そんな貴重な黒いボックス調の革の中で、私がおススメするのがこちらのRusso di Casandrino社のKing MP。

king mp

この革は、こうして革の状態で見ているとそれほど凄さを感じないのですが、靴になると大きく化ける革で全く雰囲気が異なります。

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こんな感じに。

ツヤの感じからキメが細かいのはお分かりになると思いますが、それだけじゃなくて革のしっかり感や履いた時のやさしさ、そして履き込んだ時の表情や永く履いた時の耐久性も含めてとにかく素晴らしい革なのです。

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こうして革の状態で見ると、たしかにキメが細かいのはよくわかります。

すごく整っていて良い革ですって言っているかのよう。

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あまりツヤがなくてマットな感じなので、どうしてもツヤのある革と比べるとちょっと負けてしまうかもしれませんが、革のツヤは靴になってから出すことも十分にできるので、ツヤに騙されないようにしましょう。

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ちなみに、革の裏側はこんな感じでとってもキレイです。

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革の厚さは、図った部分がちょっと厚かったので1.7㎜となっていますが、実際には1.6㎜の革です。

こんないわゆるボックス調の黒い革は、フォーマルやビジネス用の靴には欠かせないものなのですが、最初でも書いた通り本当になくなってきてしまいました。

このKing MPだって輸入はすでに終わっており、新たに買うことはできません。

黒以外の色なら革屋さんにまだ少しあるそうですが、黒はもうかなり前に終了しています。

私は個人的に黒いブーツが好きなので、たとえカジュアルに履くギブソンブーツやチャッカブーツでもこんな黒い革で作りたいと思っています。

やっぱり秋から冬にかけてちょっとキレイな服に合わせて履くのなら、ボックス調のキレイな革のブーツが良いじゃないですか。

既に気付いている方は、この革で何足か靴を作り始めています。

まだ少しありますが、無くなりそうと言ってしまうとたくさんの方々が作りたいとおっしゃるでしょうから、この革に関しては静かにしています。

黒いキレイなギブソンブーツやチャッカブーツを作りたいという方は、お早めにどうそ。

 

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