在庫の革のご紹介

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最近じわじわとお客様の評価が上がっているタンナーのひとつに、チャールズFステッドがあります。

ご存じの方も多いかと思いますが、イギリスの名門タンナーでスーパーバックというスウェードが有名です。

そんなチャールズFステッドですが、チャールズFステッドも確かに良い革であるものの私個人的にはもう少し厚くてしっかりとしている革の方がハンドソーンウェルテッドの靴には好きかなって思っています。

もちろんそれは好みの問題なので、何が良くて何が悪いという話ではありません。

そんなチャールズFステッドの革の中で、今日私がご紹介するのはこちらです。

kalbin OX

以前に何度かご紹介しているKalbin OXです。

kalbin OX

このKalbin OXはチャールズFステッドのサイトによると、

「ノルウェー産の上質で重厚なオックスハイド(牛革)を使用し、シュリンク加工によって美しい自然なシボ(シワ模様)を際立たせています。仕上げはピュアアニリンによるナチュラル仕上げです。」

とのこと。

オックスハイドとは成熟した去勢雄牛から作る革で、厚くて重厚であり耐久性の高い革です。

靴では主にワークブーツに使うような素材であり、耐久性を重視するものによく使われます。

kalbin OX

靴屋的にはノルウェー産の生地というところに刺さるのですが、革は生地がどこで生産されたものかで全く性格が異ります。

比較的多いのが北米産などですが、それに比べてノルウェー産は寒い地域で育つため、成長がゆっくりで繊維が密で引き締まっていることや、虫刺されや外傷が少なくキレイな生地であるという特徴があります。

寒い地域の生地は靴になった時に型崩れしにくいとか強度が高いなど、靴として非常に適しているのです。

kalbin OX

それに、雰囲気もあってとってもキレイな革です。

kalbin OX

厚さは、驚きの2.7㎜厚(ほかの部分では3.0㎜あったところもありました)。

そりゃ厚いはずだ。

kalbin OX

ちょうどそのKalbin OXで作った靴が完成していましたので、ご紹介させていただきます。

Sさんにご注文いただいたもので、デザインは3穴のギブソンシューズです。

つま先周辺はラスティングで強く引かれたこともあってシボがやや薄くなっていて、革のシボとしてみるとグラデーションのようにも見えます。

Kalbin OXは、これまでに何人かのお客様にご注文をいただいていまして、お客様たちがそろっておっしゃるには・・・、

「足をしっかりとホールドしてくれて、初めはちょっと硬めだけど馴染んでくるととっても履きやすい。」

とのことです。

スウェードで有名なタンナーさんですが、こういう革もなかなか良いものを作っていますね。

私もお勧めの革です。

在庫は、まだ少しあります。

 

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