余談ですが、ウチの娘が先日高校を卒業しまして、4月から専門学校に進学することになっています。
これまでは高校の制服でしたが、専門学校の入学式はスーツで行くとのことなので、スーツに合わせた靴を作ってあげることになりました。
ウチの娘はパンツスーツを着る予定で、合いそうなデザインをいくつか見せて選んでもらったところ、3穴のギブソンシューズが良いとのこと。
時間もあまりないので、急いで製作に取り掛かり、ラスティングが終わって今こんな状態です。

製法はブラックラピドです。

もうあと何日かラストを入れておいて、ラストを抜いたらマッケイ縫いとだし縫いというスケジュールで進みます。
入学式の後にも履いてくれると良いのですが、どうだろう?
さて、私たちシューリパブリックで在庫している革を詳しくご紹介しています。
今日ご紹介するのは、こちらです。

Tempesti社のTEXASです。
この革は、ざっくりと言ってしまえばELBAMATTの表面を軽く擦ったようなイメージです。
製品のコンセプトは、「アメリカのインディアンが使い古した革製品」とのことで、表面に擦れた跡があったりまだらな模様があって、革としてはなかなかオモシロイものです。

革の表面はこんな感じ。
何よりもほんのちょっとだけ擦ってあるので、靴になって履き込んでいくうえでちょっとくらいぶつけてもキズになりにくいですし、キズになっても目立ちにくいという、実用品として非常に頼もしい特徴があります。

革の厚さは約2.0㎜ほど。
ELBAMATTが2.2㎜なので、比べればわずかにうすいということになりますが、実際に計測してみるとほとんど変わりませんでした。
革の硬さはこれもELBAMATTと同じような感じで、バケッタレザー特有のオイルっぽさがあってしなやかですが、コシはしっかりしています。

こんな感じでまだら模様があり、例えばプレーントゥのデザインの靴を作っても動きがあってオモシロイ靴に仕上がります。
また、フルブローグなどにぎやかな靴を作ると、それはそれでまたイイ感じの靴に仕上がります。
このTEXASは、ネイビーのほかにダークグリーン、ベージュ、グレー、黒、そして茶色があり、個性的な靴を作るのにちょうど良さそうなラインナップになっています。
工房にはベージュ(色名は#safari)で作ったチャッカブーツがありまして、とっても格好良く仕上がっています。
春から夏、そして秋と冬にもこんな趣のある革で作った靴をぜひ履いてみてください。
★★★お知らせ★★★
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