アノネイのボカルーはお好きですか?

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余談ですが、みなさんは江崎グリコのクリームコロンについて疑問に思ったことはありませんか?

私が子供のころからあるあのクリームコロンです。

薄いバームクーヘンのような巻かれたビスケット生地の中にクリームが詰まっているヤツ。

あれって、どうやって作っているのか疑問ではないですか?

ビスケット生地をロール状にして焼いてからクリームを入れるとすると、カットする時にビスケット生地が割れてしまいそうですし、ビスケット生地を先にロール状にしてからカットして、その後にクリームを入れてから焼いたらクリームが溶けてしまいそうです。

だいたいそんな面倒な工程にはしないでしょうし。

もう、かなり長いこと気になっていたので、チャッピーに訊いてみました。

すると、チャッピーが言うには、まず先にビスケット生地を焼いてロール状にし、そこにクリームを充填するのだそう。

その時点でまはビスケット生地は温かくて柔らかいそうです。

その状態で高速カッターで一口サイズにカットすれば、中にクリームがあることがクッションとなってビスケット生地が割れにくくなり、それが冷やされて硬くなってあの私たちが知っているクリームコロンになるのだとか。

クリームコロンが発売されたのは結構昔だと思うのですが、そんな頃から相当な技術を以って生産されていたことを知ると、なかなか感慨深いものがあります。

へぇ~ですね。

さてさて、革好きの方々には大人気のアノネイ社のボカルーですが、在庫がだいぶ少なくなってきました。

アノネイ社ボカルー

この革は革自体にツヤのあるセミアニリン仕上げで仕上げられていて、革の状態からもうすでに存在感があります。

フランスの革って、イタリアの革ともイギリスの革とも違っていて、作り手からするとちょっと独特な感じがします。

あくまでも個人的な感覚ですが、イタリアの革は良くも悪くもこなれた感じで、ラスティングで思いっきり引っ張っても何とか耐えてくれます。

仕上げをすれば良い雰囲気が出て、雰囲気が大きく変わります。

イギリスの革は、どちらかというと質実剛健な感じで、生真面目な感じがします。

元々のポテンシャルが高いけれど大きく化けることはなく、誠実な雰囲気に仕上がります。

対するフランスの革は、素の状態から華やかな感じがある印象。

あくまでも個人的な印象ですよ。

靴の職人とは言え、世界中のすべての革を知っているわけではないですから。

ともあれ、このボカルーも革の状態で見るとこれがなかなか迫力があってキレイでステキな革に見えます。

他の革が寝起きなのに対して、この革はすでにお化粧を終えているような印象です。

アノネイ社ボカルー

そんなボカルーは、見た目だけではなく生地も決して悪くないです。

アノネイ社ボカルー

硬くないのにしっかりしているという表現が一番しっくりくるのではないでしょうか。

そりゃ世界的にそれなりに評価されている革ですから、良くないわけがない。

アノネイ社ボカルー

革そのものはそれほど厚いわけではないのに、こうして触ってみると実際よりももっと厚く感じます。

そうそう、先日納品させていただいたお客様の靴が、このボカルーを使って作ったものなので、改めてご覧ください。

アノネイ社ボカルー

こうして見てみると、やっぱり仕上がりはとってもステキですよね。

そして、もうひとつこのボカルーの特徴ですが、変なシワが入らないということが挙げられます。

ボカルーだけが素晴らしい革というわけではありませんが、ボカルーが素晴らしい革であることは間違いないです。

そんなアノネイのボカルーですが、残りがあと4~5足分となっています。

現時点ではまだ革はもう少しあるのですが、ご予約をいただいていたりご注文をいただいていてまだ裁断に入っていないというケースがあり、実際にはもうあと残り4~5足分です。

もし、これぞという靴を作っておきたいという方は、革のお取り置きもできますのでその旨ご連絡ください。

このボカルーは、オプション革扱いで+5,500円となります。

それでもそれだけの価値はあると思います。

★★★お知らせ★★★

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kawa