先日、このブログでご紹介しましたCさんのチャッカブーツの修理が、無事に完了しました。
たしか、前回はウェルトをかけたところまでご紹介していたと思います。
その後、シャンクをセットし、ボトムフィラーをセットして、更にソールを仮留めして、昨日だし縫いがかかりました。
そして、今日の午前中にはその続きを進め、お昼前には一緒に進めていたもう1足の靴と共に無事完成しました。
ちなみに今回の修理のメニューは、6年ほど履いたチャッカブーツのオールソール交換&ウェルト交換、そしてウェルト交換にともなってボトムフィラーやシャンクなども新しい物に交換するというものです。
私たちシューリパブリックでは、初めてのオールソール交換を時には一緒にウェルトも交換することをおすすめしています。
というのも、ハンドソーンウェルテッドの靴の場合、ウェルトを縫い付けている相手が革のインソールの裏側に加工したリブであり、
これが履き始めから数年の間に靴が馴染むのと一緒に若干のヤセが生じ、ウェルトを縫っている糸に僅かながら緩みが発生するのです。
なので、靴が馴染んだ以降にウェルトをかけ直すと、その後はウェルトがしっかりと縫われた状態を保つことができるとともに、靴のしっかり感が戻り、足に馴染んだ靴と相まってとっても履きやすくなるのです。
作業的には、かなり手間がかかる作業ではありますが、お客様に気持ちよく履いていただきたいという意味を込めて、かなり割安な価格設定にしています。
こうして見ても、6年履いた靴にはとても見えないくらいしっかりしています。
もちろん、履いた感じもしっかりしているはず。
普段から、シューリパブリックで製作した靴の修理は私たちで対応したいと思っていますが、
カカトのトップピースのみの交換のためにわざわざ工房へお越しいただいたり、もしくは靴を送っていただくのはさすがに申し訳ないので、
カカトの修理のみの場合はお近くの修理屋さんでの修理をお勧めしています。
ですが、ウェルト交換やオールソール交換となると、これはラストがないと履き心地が変わってしまうこともありますし、
じつはシューリパブリックの靴は、ソールを剥がしてみると結構複雑な作りになっているため、私たちのところにお持ちいただくかお送りいただくことをお勧めしています。
Cさんのこのチャッカブーツは、今日発送させていただきました。
明日には到着することと思いますので、到着したらまたたくさん履いてください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。
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