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先ほどちょっと興味深い映画を発見しました。 今日から公開だそうですが、残念ながら私が住んでいる埼玉県での公開はありませんでした。 主演は、私も大好きな蓮佛美沙子さんで、映画のタイトルは「女優は泣かない」です。 脇を固める役者さんたちは、若干クセが強めな方々でこれまた楽しそうですね。 トレーラーも公開されているので、興味をお持ちになった方はぜひご覧になってみてください。 さて、在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 イタリアのTRUSTというタンナーさんの製品で、チェリントンというグレージング仕上げ(だったと思います)のキップです。 永いお付き合いのお客様は、この革をご覧になったことがあるかもしれませんね。 これくらいの色の革は、デジカメやPCを通して見ると正しい色が出ないことがあるので、黒い革を置いてみましたので参考にしてみてください。 それほど明るい色ではなく、ツヤのある茶色といった感じの色になります。 この革は、仕上げでツヤを出していて、靴になった際にはとても上品でキレイな雰囲気に仕上がります。 何というか、キレイに履きたいといった雰囲気ですね。 だからと言っていつもピカピカにしておかなくてはいけないわけではなく、履き込んでイイ感じのシワが入ってそれが味になっていくので、最低限のメンテナンスをしてあげれば全く問題ありません。 この革のもうひとつの特徴として、生地がとってもしっかりしていてシワの入り方もキメの細かい上品なシワが入ることが挙げられます。 革の裏側はこんな感じで、やはり生地の良さが感じられます。 キップと言っても仔牛なので、背中から脇腹にかけてトラが入っています。 これを嫌う方もいらっしゃるようですが、私は仔牛の革の証として結構好きです。 革の厚さは1.4㎜でした。 感覚的にはもう少し厚そうですが、それは生地がパリッとしっかりしているからかもしれませんね。 この革で作った靴は、スーツに合わせても格好良いですし、カジュアルな雰囲気で履いても格好良さそうです。 どんなデザインにしようかというところですが、ツヤがある革なのでひとつのパーツが大きいチャッカブーツやプレーンのギブソンブーツ、もしくはプレーンのギリーシューズなどが合うのではないでしょうか? みなさまのお好みでデザインを決めてみてください。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(先着)。 〇 価格は1足の基本仕様が99,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリック20周年記念モデル第3弾は、完売いたしました。 ★2024年1月より、靴の価格を改定させていただきます。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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