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靴ヒモの交換

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

モンキーブーツ

今日は、午前中にクルマのディーラーさんへ行って、1年点検をしていただいてきました。 クルマを購入するときに、5年間のメンテナンスパックに入っていたので、基本的な点検と一部の消耗部品の交換は無料です。 今回は、点検に加えてエンジンオイルの交換、ワイパーブレードの交換、キーのバッテリーの交換、そしてウィンドウウォッシャー液の補充をしていただきました。 普段から乗っていて調子が良いなぁって思っていましたが、やはり点検の結果もすべて良好で、これでまた安心して乗ることができます。 最近のクルマは、素人では全くいじることができないくらい難しくなっていて、さらに専用の機械につないでエラーを確認することができるので、もうディーラーさんにお願いするしかないのだろうと思っています。   さて、靴も定期的なメンテナンスや点検が必要になります。 クルマに比べると価格的に安いことや、難しい機械を使っているわけではないので、ついつい自分で判断してしまいがちですが、 久しぶりにお持ちいただいた靴において、お客様自身はちゃんとメンテナンスをやっているとおっしゃっていても、私から見てそのメンテナンスは間違っていますということもまれにあります。 靴に使っている革は、気付かないくらいだけど少しずつ変化していますので、悪くする前に履き始めて一度くらいはメンテナンスにお持ちください。   そういうことで言えば、靴ヒモの状態は一目瞭然ですので結構皆さん気にしていただいているようです。 私のモンキーブーツ。 写真では、イマイチわかりづらいかもしれませんが、そろそろ靴ヒモの交換時期に来ています。 靴ヒモは、履く方の締め具合にもよりますが、だいたい1年~1年半くらいで交換するのが目安になります。 こうして見て頂けるとわかりますね。 ヒモの一部にダメージがあって、もう少しで切れるという状態です。 私の考えでは、靴ヒモは強すぎすとアッパーの革にダメージを与えてしまうので、あまり強すぎないものが理想です。 むしろ、消耗品とみて定期的に交換してください。 以前にクルマのディーラーのサービスの方が言っていましたが、ワーゲンではホイールを留めるボルト(ワーゲンはナットではなくボルトが外れる構造になっています)は消耗品なので、定期的に交換するという考えなのだそうです。 ずっと使うものと、交換して使っていくもののメリハリがあるようです。 理想はすべてずっと使えることなのですが、機械においても靴においてもそれは現実には難しいことです。 それなら、壊れると修理が難しいパーツよりも簡単に修理ができるパーツ、もしくは比較的安価に修理ができるパーツを消耗品として割り切って行くのが良いのでしょう。 靴ヒモを外したところです。 さすがに8年も履いていると、これくらいのダメージは仕方ないですね。 でも、やろうと思えばパッチを使って完全にキレイに修理をすることも可能です。 とりあえず、新しいヒモを通しました。 ですが、このモンキーブーツはちょっと時間をかけてメンテナンスをしてあげようと思っているので、しばらくお休みになります。 またメンテナンスが終わったてキレイになったら履いてあげようと思います。   ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ1】 次回のRifare大阪店さんでの計測会&オーダー会のイベントは、4月15日(土)に開催です。 【お知らせ2】 4月16日(日)には、神戸三宮のSUNさんへお伺いします。神戸周辺にお住まいのみなさま、ぜひお越しください。 【お知らせ3】 3月下旬に開催される、コージ製靴新潟工場さんのファミリーセールに出品することになりました。今回は、ちょっと厚めの革でチャッカブーツを作って出品する予定です。詳細は、後日お知らせいたします。   シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 今週末のスケジュールはこちら。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは  info@shoe-republic.com です。

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