私たちシューリパブリックでは、今ではソールはすべてダイナイトです。
かつてはレザーソールも扱っていましたが、実用性を考えるとダイナイトの方が適しているため、レザーソールの選択肢はなくなりました。
そんなダイナイトソールは、知名度という点ではビブラムに及ばないと言われるかもしれませんが、実際のポテンシャルは私個人的には耐摩耗やグリップ、衝撃吸収のどれにおいてもビブラムよりもはるかに優れていると感じでいます。
だいたい、私たちシューリパブリックがスタートした時点ではビブラムは材料屋さんに行けば入手できたのに、ダイナイトはまだ扱っているところがほとんどなくて、とにかく入手するのが大変でした。
仕方がないので直接イギリスのハーバララバーから購入することにしまして、その付き合いがいまだに続いています。
そんなダイナイトですが、あまり詳しくない方の場合、とんでもない間違いをすることがあります。
特に、某フリマサイトなどで目にするのが、サイズのこと。

ダイナイトのトップピースには、こんな感じで”MADE IN ENGLAND”の表記と、サイズ(この場合は 3 1/8)の表示があります。
これを見てその靴がイギリス製で、靴のサイズが3 1/8だと思ってしまうケースがあるようです。
靴のサイズで3 1/8はありません。
それはともかく、ダイナイトのトップピースにはいくつかのサイズがあります。

私たちシューリパブリックでメインに扱っているのがコチラ。
3 1/8から3 5/8まで並べてみました。
実際には、このさらに上に3 7/8というサイズがあり、下には最も小さいもので2 3/4というものがあります。
トップピースに表記されているのはそのサイズであり、靴のサイズではありません。

ちなみに、サイズの違いはどういうピッチで決められているのかはイマイチよくわからず、縦の長さに関しては3 5/8よりも3 1/2の方が長かったりするので、何かの機会に訊いてみようかと思っています。

比較的小さい3 1/8サイズは、シングルウェルト(ヒール)の靴に使うことが多く、縦横のバランスがちょうど良いのですが、ダブルウェルト(ウェルトがぐるりと一周するタイプ)の靴の場合、幅が必要な割には長さが余ってしまうようなケースもあり、その場合はうまいことトリミングをして使います。
また、ダイナイトのトップピースはお伝えした通りいくつかのサイズがありますが、

厚さに関してはどれもほぼ同じとなっています。
私たちは、ダイナイトに関しては黒とDBR(ダークブラウン)を扱っています。
色の種類はもっと他にも何色かありますが、必要なのはこの2色だけなので、それにあまり在庫をたくさん揃えるのも大変なので、この2色にしています。
そして、これはもしかしたら皆さんご存知ないかもしれませんが、黒とDBRとではゴムの硬さが違っていて、DBRの方が少し柔らかくなっています。
これは単なる私の感覚ではなく、取り扱う際にデータをいただいて、その時に確認したものです。
ただ、柔らかいからとか硬いからということで減り方が早いとか遅いということはあまり関係ないようです。
作っている人しか知らないことってたくさんあるので、作っている人に話を聞くのはとってもオモシロイですよね。
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