余談ですが、最近私は新たな趣味を模索しています。
これまでの趣味は結構いろいろありまして、アウトドア、自転車、ドライブ、旅行、ハイキング、紅茶、エスプレッソ、カメラ、散歩、料理、家庭菜園、DIY、たぶんその他にもまだあると思うのですが、それらに飽きたわけではなくそれらはすべて進行形で、そのほかに新しい趣味が欲しいなぁって思っているのです。
というのも、新しいこのに興味を持って、知らないことを学んでいくのってとっても楽しいと思うのです。
少し前にお客様のSさんに、株式に関してお話をうかがって、自分では極めて少額ですが勉強の為にやってみました。
そうしたら、とにかく学ぶことが多くて、知らないワードもたくさんあったり、その世界での常識などもたくさんあって、少しずつ視野が広がっていくこのおもしろさをもっと経験したいと思ったのでした。
仕事をしていくうえで最も大切な靴づくりをさらに深めることもとても必要だと思うのですが、それは趣味ではなく仕事なので別枠になります。
なにかオモシロい趣味を始めたら、またご報告します。
今年の1月と2月はかなりエスプレッソにハマりまして、おいしく淹れる手法を研究したりアフォガートを作ったりしてとても楽しかったです。
食べ物に関係する趣味も楽しそうですよね。
石焼き芋なんて良いかも?
さて、今日は皆さんもご存知のモンキーシューズを改めて考察してみたいと思います。

モンキーシューズの名前の由来は諸説ありますが、私自身どれが正しいのかはイマイチよくわかりません。
ただ、イギリスでもモンキーブーツとかモンキーシューズという呼び方をしているので、その名称はおそらく公式な名称なのだろうと思います。
そもそも、モンキーシューズよりもモンキーブーツの方が元祖だそうで、モンキーブーツのルーツは東欧の軍歌・作業靴なのだそうです。
靴ヒモの調整範囲が前の方まで可能なので、いろいろなタイプの足に合わせることができるというメリットがありました。
それが1960年代になると西側諸国に大量に輸出され、当然ながらイギリスにも流れ、そこの目を付けたのがモッズと呼ばれる若者たちだったのです。
そして、モンキーブーツはファッションとなり、カルチャーとなり、みなさんがご存知のカジュアルな革靴を代表する存在になります。

モンキーブーツやモンキーシューズは、カジュアルな革靴の中でもひときわ異彩を放っているデザインで、それゆえにクラシカルなカジュアルの服にも合いますし、ワーク系の服にも合いますし、何なら短パンにだって合ってしまいます。
1足あると守備範囲がすこぶる広くなるので、どんな色でも良いので1足くらいは持っていると良いかもしれません。

モンキーブーツのパターンに関して言えば、外側と内側のハネのラインはつま先の近くでは全然違うということをご存知でしょうか?
写真のモンキーシューズでは、アイレットが縦に6個ありますが一番前のアイレットのあたりからつま先側はハネのラインが内と外でだいぶ違うのです。
これは、見た目の違和感を解消するためだと推測します。
専門的な話になってしまうので詳しい話は割愛しますが、ハネのラインが内側と外側で違うということをしておいていただけると嬉しいです。

そして、モンキーシューズの履き心地ですが、ギブソンシューズと比べるとややスニーカーに近い印象になると思います。
一番革靴らしい、革に包まれていると感じるのがオックスフォード、それに比べて少しだけスニーカーに近いのがギブソンシューズ、モンキーシューズはそれらに比べればかなりスニーカーに近い印象です。
その理由は、これはビスポークで足に合っている靴という前提の話になりますが、オックスフォードはハネの開く範囲が限定的で、言い方を変えればほとんど革で包まれている状態になります。
ギブソンシューズは、甲周りのハネが開きやすい構造なので靴ヒモで締めるような履き方になり、革で包むオックスフォードよりも若干ですが自由度が大きくなります。
そして、その延長線上にあるのがモンキーシューズです。
つまり、革で形を作るか、それとも靴ヒモで締めるかということで、ほんのわずかな違いではありますが履いた時の印象が変わってくるわけです。
カジュアルな革靴としてはっきりとした立ち位置を確保しているモンキーシューズは、昨今のカジュアルなスタイルが許容される社会においては革靴ということできちんとしている印象を与え、その上で履き心地や快適性、個性、さらには革靴としての耐久性を併せ持っており、現代に於ける革靴の中ではある意味最強と言えるのかもしれません。
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