昨日に引き続き、お客様にお預かりした靴のオールソール+ウェルト交換修理が完了しました。
修理が完了したのはこちら。

黒い型押しのフルブローグシューズです。
今月は、昨日ご紹介したギブソンブーツの修理とこのフルブローグシューズの修理とで、なかなか大変でした。
カカトのトップピース交換だけなら1足当たり15分程度で終わるのですが、オールソール交換でさらにウェルトの交換するとなると相当な手間と時間が必要になります。
修理をするということは、今ついているパーツを取り外す作業がありますし、それも丁寧におこなわないといけないので思いのほか時間がかかります。
新たに靴を製作するために必要な時間を10とすると、このオールソール交換+ウェルト交換に必要な時間はおおよそ3.5くらい、それくらいの手間と時間がかかるのです。
そんなわけで、靴がよみがえるという物理的なメリットも含めて、この修理メニューがなかなか高額になってしまう理由をご理解いただけたのではないかと思っています。
さて、こちらのフルブローグシューズは完成が2018年の初めですので、もうすぐ8年になるわけですね。
お客様が普段からしっかりとメンテナンスをしてくださっていることもあって、アッパーの状態は非常に良いようです。

しっかりとメンテナンスをしていて、ムリをしない使い方をしている靴は、ソール周りを新しくすると靴がとってもキレイに蘇ります。
じつは、一般的に革製品は一度使うと少しくたびれてしまうのですが、その後ちゃんと休ませるとほとんど元の状態に回復します。
それが、立て続けに使ってしまうとどんどんくたびれてしまって革がクタクタになってしまい、元の状態に戻すのが非常に困難内なってしまうのです。
それだけが理由ではありませんが、靴は1日履いたら3日くらい休ませるというのはそのような理由もあるのです。

しっかりと履き込まれて、とても格好良く成長していますね。
ちなみに、この革はTempesti社のELBAMATTの型押しとのこと(私はすっかり忘れてしまっていましたのでお客様に教えていただきました)。
やっぱりELBAMATTは素晴らしい革ですね。

こうしてソール周りが新しくなって、またたくさん履いていただけそうです。
ありがとうございました。
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