たとえば、ビジネス用の靴を作ろうとしたら、靴屋としてお薦めするのが黒いボックス調のキップです。
イギリス靴にふさわしい革ですし、丈夫で永く使えて見た目もキレイ。
10年くらい前まではそのような革が手頃な値段で普通に買えましたが、最近はなかなか良い革に巡り会うことが難しくなりました。
そんな時代において、私たちシューリパブリックで扱っているボックス調のキップのなかで最もおススメなも(ベクトルの長いもの)のがコチラの革。
Russo di CasandrinoのKing MPです。

これまでにたくさんのお客様にご注文いただいて、たくさんの靴を作ってきました。
こうして革の状態で見る限りでは全然派手さはないものの、靴になって仕上げをするとこれが表情が全然違って素晴らしいツヤで素晴らしい雰囲気を出します。

だいたい120~140デシほどの大きさの革で、見た目以上に生地がしっかりしています。
シワの入り方も素直でキレイ。

革の裏側は、繊維がキレイに通っているようでこんな感じのキレイさです。
そう、これが今のウチのエースです。
かつてはBugattiとかWindsorなど、とてもきれいな革がたくさんありましたが、最近では常に探しているものの全然見つけることができません。
違う方向性の革はたくさんあって、もっとカジュアルなものや違う個性を持ったものなどは展示会などで見つけることができますが、いわゆるキレイなオックスフォードを作るための革となると納得できるものがないのです。
じつは、昨年末の棚卸で確認したところ、このKing MPの在庫はもう2本を切りました。
1本がだいたい7枚前後で、1枚当たり3~4足ほどの靴を作れるので、このKing MPで作れるのはもうそれだけなのです。
もし、今のうちにオックスフォードに限らずボックス調の革で伝統的な靴を作る予定がある方は、是非お早めにご連絡ください。
まだすぐになくなってしまうわけではありませんが、できれば早い方が良さそうです。
★★★お知らせ★★★
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