在庫の革のご紹介

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先日、工房の倉庫の中で発見した革です。

購入したときのことをしっかりと覚えているのですが、その際に革に関して詳しく聞かなかったので情報はざっくりとしたものになります。

まずこちらから。

バケッタレザー

見方によってはネイビーにも見えるかもしれませんが、実際にはグリーンの革です。

いわゆるバケッタレザーで、オイルをやや多めに含んでいるショルダーです。

生地の感じとしては、Tempesti社のELBAMATTに似ていると言って良いでしょう。

バケッタレザー

縦横にシボのような模様があって、これは型押しではなくシュリンクのように入っています。

バケッタレザー

こうして見ると、なかなか面白い革ですよね。

バケッタレザー

革の厚さは約1.3~1.4㎜ほどで、どちらかというとやや薄い革です。

硬さは厚さからすると特別柔らかいものではなく、ELBAMATTがそのまま薄くなったような感じです。

革の厚さや硬さからすれば、どちらかというと柔らかい靴がお好みの方に適していると思います。

たとえば、足が華奢な方で、それでもフルブローグやセミブローグなどを履きたいと思っていて、普通の革だと重なる部分が多くて靴が硬くなってしまう場合に、このような革が適しています。

革の名前はJute(ジュート)と言います。

そしてふたつめですが、こちら完全に忘れていた革です。

倉庫の中で発見して、そういえばこんな革もあったなぁと思い出しました。

バケッタレザー

やまぶき色のバケッタレザーで、こちらはスムースのショルダーです。

バケッタレザー

厚さや硬さは先ほどのグリーンの革に近い感じですね。

この革もややオイルが多めで、しっとりとした感じの革です。

表面の仕上げに関しては、多少グレージングか何かやってあるようで、ちょっとツヤがあって上品な感じを受けます。

バケッタレザー

そして厚さは1.1~1.2㎜程度で、やはり先ほどのグリーンの革と近い感じです。

革の名前はOil Bread(オイルブレッド)と言います。

元々はもっと厚い革のようですが、私がデッドストックとして購入したときにはこの厚さでした。

バケッタレザーとは、イタリアのトスカーナ地方に伝わる独特な製法で、タンニン鞣しとオイルがたっぷりな仕上げという特徴があります。

いわゆる一般的なタンニン鞣しの革と違って、経年変化でバリバリになってしまう感じはなく、ただ色の変化は多少あるかもしれませんが革そのものを楽しみながら愛用していただけそうな素材です。

グリーンの方はまだ多少の余裕がありますが、やまぶきの方はあと3足分ほどになります。

これらの革を使って靴を作ってみたいという方はその旨ご連絡ください。

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