余談ですが、ちょっと前に久しぶりに鋳物のやや小ぶりな鍋を購入しました。
直径が18㎝のもので、ちょっと深めのヤツです。
目的は煮物を作ってみようかと。
私自身それほど料理が得意な方でもなく、ましてや煮物なんてかなりハードルが高いのですが、先日つくったかぼちゃの煮物がおいしく出来上がったので、どうせ作るのなら蓋がしっかりしている鋳物のヤツが良いと思いまして、Amazonで買ってみました。
小ぶりな鍋なのでそんなにたくさん作ることもなく、ちょっと作ってちょっ食べてすぐになくなるのが良いのです。
そんなわけで、昨晩は大根とひき肉の煮物を作ってみました。
普段の私の味付けは、しょうゆ:酒:みりん:砂糖が3:2:2:1というバランスで作ることが多く、これは食材によって砂糖の量が多少変わるのですが、それに少しだけだしを加えて水も加えて作ります(順番は水からですが)。
ですが、今回はチャッピーに教えてもらったレシピがコクが出るとのことでしょうゆを減らして酒を増やしてみたところ、いまいち私が思っている味と違って点数で言えば40点でした。
マズいわけではないのですが、この鍋のポテンシャルはそんなもんじゃないと信じていたので、ちょっとがっかり。
今日はまだ大根の煮物が残っていたので、明日またひじきと油揚げとこんにゃくの煮物を作ってみたいと思います。
今度はあまり甘くない方が良さそうですよね、きっと。
ちなみに、昔私が学生の頃にバイトをしていた某ステーキレストランの割り下は、4:3:2:1だったのでもう少しハリのある味でした。
肉にはそれくらいのバランスが合いそうです。
さて、先日お越しいただいたお客様(女性の方)が履いていらっしゃった靴をご紹介します。

こちらの靴は、私たちシューリパブリックの20周年記念モデルのギリーのフルブローグシューズで、Margotという革を使って製作したものです。
もう3年近く前になります。
この革に関してはいろいろとお伝えしたいことがありまして、そもそもMargotという革は表面を少し擦って仕上げている革で、そこに型押しの加工をしてもらいました。
元々硬めの革で厚さが2.2㎜くらいあって、そこに型押し加工をしているので靴としては結構硬めになります。
さらに、フルブローグでパーツが重なるところが多く、一層硬い仕上がりになっていました。
じつは今回この靴を履いていらっしゃったのは、小指のあたりが少し当たるので調整をしてほしいとのことでした。
この靴の前に製作した靴たちは、同じラストを使っているにもかかわらず小指が当たることなんてなかったので、どうしてだろうと思ったのですが、靴を確認してみて理由がわかりました。
その理由とは、上でも書いた通り靴が硬めに仕上がっているため、結果的に屈曲が硬いのです。
靴の屈曲が硬いと当然ながらしなやかに靴が曲がらず、結果的にわずかながら足が前にズレてしまうのです。
これは完成したばかりの新しい靴でも起こることで、立っているだけでは痛くないのに歩くと小指が痛くなって、さらに甲も痛くなるという場合は、靴自体が硬くて曲がりにくいことを疑ってよさそうです。
靴の中を確認させていただいて、靴の屈曲を強制的に柔らかくし、小指が当たりそうな部分も少し広げてお客様に履いていただいたところ、問題は解決しました。

基本的にオーダーメイドの靴は、馴染むまであまり調整をしない方が良くて、その理由は以前にも書いたのですが、履いて行くうちに革が伸びることを計算して靴を作っているため、馴染む前に強制的に伸ばしてしまうと将来靴がユルユルになってしまう可能性があるのです。
なので、ちょっと厳しいかもしれませんが様子を見ながら少し履いていただいて、多少靴が馴染んでから状態を見て調整をさせていただくのが良いようです。
足の形によって初めはどうしても少し当たるような作りにしておいた方が良いケースもありまして、実際に納品の時に詳しくお伝えするようにしています。
ともあれ、今回のお客様の靴はとっても格好良いですよね。
ギリーシューズのフィッティングは、チャッカブーツに近い感じではないでしょうか。
右足のつま先をちょっと擦ってしまったとのことでしたので、こちらは靴クリームで補色させていただきました。
★★★お知らせ★★★
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