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メンテナンス

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 以前からこの時期に必ずやっているメンテナンスがありまして、それはクルマのエバポレーターの洗浄と同じくクルマのエアコンのフィルターの交換です。 これがエアコンのエバポレーターの掃除の際に使っているヤツです。 クルマのエアコンフィルターを外して、このクリーナーからパイプを繋げて直接エバポレーターに向けて噴射するという、至って合理的かつ簡単なクリーナーです。 このクリーナーでどこまで洗浄の効果があるのかははっきり言ってよくわからないのですが、とりあえず毎年この時期にやっていることで問題なく過ごしています。 ディーラーさんでやるとキャンペーン価格で5,000円くらいだったと記憶していますが、もし同じようなものなら自分でやれば半額で済むので、クルマの状態の確認ついでにこの時期にやるようにしています。 そしてもうひとつが、こちら。 先述の通りエアコンのフィルターの交換です。 せっかくエバポレーターの洗浄でフィルターを外すので、ついでに交換という訳です。 両方やっても10分もかからないので、決して面倒なメンテナンスではありません。 そしてそして、この時期は靴のメンテナンスもやっておいた方が安心です。 何気に湿度が高くなっていて、知らないうちにしばらく履いていなかった靴にカビが生えてしまっていたなんてことがないように、できれば一度持っている靴の全部を取り出してブラッシング程度はやっておきましょう。 靴クリームは、今みたいな湿気の多い季節にはちょっと控えめにしてあげた方が、防カビの面からすれば良いようです。 靴のブラッシングって、やってみたらとっても簡単な作業なのに靴にとってはなかなか効果のあるメンテナンスです。 私が思う靴の取り扱いで、普段からやっておきたいことを挙げると、 ①少なくとも月に2度くらいは履く ②履いた後と思い出した時くらいにはブラッシングをする ③履いて1日経ったらシューツリーを入れておく こんな感じになります。 クリームを塗ったりするよりも、これらのメンテナンスをしっかりとやって、クリームはその次くらいだと思っています。 ただ、何事も極端に多かったり少なかったりするのは良くないもので、半年も1年もクリームを塗らないでおくのは革が劣化してしまいます。 クルマでも靴でもしっかりとメッセージを受け取るつもりで、気持ちのこもったメンテナンスが大切だと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オールソール交換修理

先日ご紹介した、修理屋さんでオールソール交換をしたところ、履き心地がイマイチしっくりこなかったので改めて修理をしてほしいという依頼をいただいた靴の修理が完了しました。 修理が終わって、仕様としては元通り(一部アップデートされたところもあり)なので、履き心地は戻っているはずです。 靴がシャキッと仕上がっていて、やっぱりオールソール交換&ウェルトかけ直しの修理はイイなぁって思います。 たとえば、クルマの部品が壊れてディーラーに持って行って修理をしていただく場合、特にそれが見えない部分のことだったりすると、しっかりと修理をされて戻ってきた場合でも確かに嬉しいけれど元に戻って良かった程度のシアワセ度ですが、 靴のオールソール交換&ウェルトかけ直しの修理が上がって靴が戻ってきたときには、靴が修理する直前の状態に戻るのではなく、だいぶ時間を遡ってソール周りは新品になって戻ってくるわけで、全体的な雰囲気もパリッと元気になっているので、喜びはひとしおなのではないかと思います。 こうしてソール周りがすっかり新しくなっているし、ボトムフィラーも新しくなっているし、それはクルマに例えればタイヤだけではなくバネやショックアブソーバー、ブッシュなど全て新しくなって戻ってくるようなものです。 私たちシューリパブリックでは、靴を製作したときのお客様のラストを使ってオールソール交換などの修理をしていますので、ソールのジオメトリーがほぼ新品の時と同じ状態に戻ります。 これって、とっても大切なこと。 ともあれ、これでまたこの靴は元気に活躍してくれます。 また何かございましたら、お気軽にご連絡ください。 ありがとうございました。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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スウェード

昨日まで私たちシューリパブリック企画商品である旅チャッカの受け付けをしておりまして、ご注文してくださった皆様ありがとうございます。 そして、今日からは旅チャッカのスウェードバージョンの受け付けをいたします。 今日もそうでしたが、予定外に雨に降られたりすることもあって、どうしてもシミになりやすい革靴を履いて出かけるのは心配です。 かと言って、仕事に行くのにスニーカーだとちょっと服に合わないということもあります。 そんな時に履いていただきたいのがこの旅チャッカです。 旅チャッカとはどんな靴なのかを改めてお伝えすると、 「中長期の出張や旅行の時に、何足も靴を持って行かずに済むような靴がほしい。」 というお客様の声を元に開発したシューリパブリックの企画商品です。 加えて、 ・出先で脱ぎ履きしやすいこと。・ちょっとくらい雨に濡れても大丈夫な仕様。・少しのキズなら目立たないような革。・たくさん歩いても大丈夫なよう足に合ったオーダーメイド。・永く履きたいからカカトやソールの修理ができる仕様。・気兼ねなく履ける壊れにくい作り。 というご要望も併せてかなえました。 旅チャッカはインソールを取り外すことができるため、インソールを交換することで翌日もその靴を履くことができ、スペアのインソールを持って行けば旅行や出張を1足の靴で済ませる事ができます。 見た目は普通のチャッカブーツですが、雨でも問題なく履けるなかなか使い勝手の良い靴です。 スウェードのチャッカブーツの写真が手元になかったので、普通のチャッカブーツの写真を掲載します(先日納品させていただいたお客様の靴です)。 そして、今日から受け付けするのは撥水加工を施したスウェードの革を使って製作するバージョンです。 ただし、ミシン目から染みてくる可能性はありますのでご注意ください 今回お選びいただける革はこちら。 #dark blue #curry #castana(明るめの茶色) #giungla(うぐいす餅の色) #t.moro(ダークブラウン) これらの5色です。 基本的に仕様はいつもの旅チャッカで、使用する革がスウェードになります。 こんな感じでインソールを取り外す事ができ、スペアのインソールは標準セットに2組ついて、合計で3組のインソールを交換しながら使います。 今回の旅チャッカの仕様は以下の通りです。 デザイン: チャッカブーツ(プレーントゥのみ、ハトメに関しては表ハトメ、裏ハトメからお選びください) 革: スウェード(5色から選択、コンビ不可) 価格: 88,000円(税込み、インソールはスペアが2組つきますので計3組) 製法: ブラックラピド 受付(予約)期間: 7月15日まで(予定数に達した場合はその時点で終了となります) 予定数: 5足   *お客様の足に合わせて製作するオーダーメイドです。初めてのご注文でラストをお持ちでない方は、別途ラスト製作費用(28,600円)が必要です。 *ご注文を希望される場合、7月15日までにメールもしくはお電話でその旨ご連絡をいただければ受付(予約)完了とし、打ち合わせ+足の計測は後日(目安として遅くとも8月中旬頃まで)でOKです。 *2024年モデルより小変更をおこない、より快適に履いていただけるような仕様となっています。 ご注文をご希望の方は、メールもしくはお電話にてご連絡ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 より実用的に履けるオーダーメイド靴として、普段の日にガシガシ履いていただくのもOK。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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モンキーシューズ

仕事の合間に少しずつ進めてきたサンプルのモンキーシューズが完成しました。 今回使用した革は、Tempesti社のELBAMATTの型押し仕様のもので、色は#sienaです。 こうして見てもなかなか格好良いと思いませんか? モンキーシューズやモンキーブーツはいわゆる革靴の中でもカジュアルなデザインで、スーツに合わせるのはなかなかハードルが上がりますがカジュアルな服装に合わせるにはピッタリなデザインになります。 私は今日は太めの黒いワークパンツを履いていましたが、そんなパンツにも合わせやすくてこれはなかなか使えそうです。 それに、モンキーシューズやモンキーブーツは前の方からヒモで調整する事ができるので、特にしっかりと足をホールドしたいときはもちろん、その日の体調で足が若干変わってもしっかりとその状態に合わせて調整できます。 おまけに、この構造はハネが開きやすいため、脱ぎ履きもとっても楽です。 このモンキーシューズは、しばらくの間工房に展示しておきますが、それが終わったら私が履いてみようと思っています。 ちなみに、仕様にかんしましてソールはいつものダイナイトソールで、ソールを厚くするセミダブルソール仕様になっています。 モンキーシューズやモンキーブーツは、黒い革を使って作るとシックな感じでとても落ちついた雰囲気に仕上がりますが、明るい色や派手な色の革を使って作るととってもポップな雰囲気に仕上がります。 今ちょうどいろいろな色&雰囲気の革が入荷していますので、ぜひあなたのオリジナルのモンキーシューズ&モンキーブーツを作ってみませんか? そして、私たちシューリパブリックは明日7月1日で創業21年になります。 これを記念して、7月中にハンドソーンウェルテッドの靴をご注文いただいたお客様(7月中にお越しいただけない場合でもご予約+内金でOKとします)には、こちらのWREN’Sのデリケートジェルをひとつプレゼントいたします。 このデリケートジェルをはじめとするWREN’Sの商品は香水のような香りが特徴で、私も大変気に入ってい使っています。 ただ、残念なことに輸入元の商社さんからこれらの商品の取り扱いが終了するというご連絡をいただきました。 まだAmazonでは購入できるようですが、近々終了するはずです。 気になっている方はお早めにご購入下さい(私たちシューリパブリックでは色付きのクリームは終了しました)。 ともあれ、皆様のおかげで21年間続けることができました。 本当にありがとうございます。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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クォーターブローグブーツ

今日のお客さまは、東京都にお住いのKKさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 KKさんは、もうかなり永いお付き合いのお客様で、私たちシューリパブリックの靴をほぼ毎日交代で履いてくださっている方です。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こちらのクォーターブローグのブーツです。 親子穴があるデザインで、ウィングキャップ+メダリオンがフルブローグ、ストレートキャップ+メダリオンがセミブローグ、そして今回納品させていただいたストレートキャップにメダリオンなしがクォーターブローグというそうです。 今回のクォーターブローグブーツは、ウェルトを生地色のものにして全体的に軽やかな雰囲気に仕上げています。 KKさんの足は、足長が長いのに幅が細く、既製品ではなかなか履けるものがなさそうということで私たちシューリパブリックで靴をご注文いただくようになり、とっても気に入っていただいて、ご本人だけではなくお知り合いの方もたくさんご紹介してくださっています。 ブーツですが真夏でも履けるような仕様になっていまして、きっとこれからたくさん履いていただけることと思います。 KKさんがいらっしゃったときは、靴の話をほとんどせず、ほかの話で盛り上がってしまうため、靴に関して書くことがあまりありません。 でも、とても格好良く履きこなしてくださっていて、今日のパンツにもとてもよく似合っているので、それで十分です。 今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:クォーターブローグブーツ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(MRT+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無:完売 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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TEXAS

先日ちょっと出かけた時に、若い方やちょっと年配のオシャレな方々、そのほか老若男女をたくさん見かけたのですが、一時期に比べてスニーカーよりも革靴を履いている方が多いように感じました。 もちろんスニーカーを履いている方もたくさんいらっしゃったのですが、いわゆるビジネスシューズではない革靴を上品に履きこなしている方々が目についたのです。 特に女性が様々な服装に黒い革靴を合わせているケースが多くて、個人的にはスニーカーに比べるとちょっと上品な印象を受けて良い傾向だなぁって思いました。 革靴を作っている立場とはいえ無条件で革靴をお勧めしたいということを考えているわけではなく、流行やその時の服に合わせて靴を選んでいただいて全然OKですし、好き嫌いで選んでいただいてOKです。 そんな中で、革靴を履きたいと思った方がもっと快適に履きたいとか、もっと自分の好きなものを履きたい、もしくは既製品だとサイズや好みに合うものがないという場合に、オーダーメイドを活用していただくのも良いでしょう。 または、より丁寧に作られたよりベクトルの長いものを履いてみたいという時に、少量生産でしっかりと作っているオーダーメイドをお選びいただくのも良いでしょう。 どんなときにも気後れすることなく履けるような、自分の中での1番の靴をオーダーメイドで作るのも良いと思います。 革靴はビジネスタイプのものばかりではなく、もっとカジュアルな雰囲気のデザインや仕様のものもたくさんありますので、いろいろと見ていただけると嬉しいです。 そんななかで黒い靴を履こうと思った時に、どうしても磨くと光るボックス調の革で作った靴では、確かに高級感はあるかもしれませんが服とのバランスがちょっと合わないということもあります。 そんなときに、私たちは最近注目しているTempesti社のTEXASというちょっと個性的な革を使った靴をお勧めしたいと思っています。 先日Tempesti社のTEXASを4色ほどご紹介しましたが、まだご紹介していないのがあと2色、いや正しく言えば少し前に入荷していたものであまりお知らせしていなかったモノなので、改めてご紹介させていただきます。 それがこちら。 TEXASの#black(黒)です。 色の表記上は黒なのですが、表面に加工が施されていて少しグレーっぽく見えます。 このままであればツヤもほとんどないので、この革で作った靴はビジネスの靴には見えないでしょう。 この革のコンセプトは、アメリカのカウボーイが長年使い古したレザーアイテムの雰囲気を表現したとのことで、普通ではちょっと出せない深い雰囲気を感じます。 そしてもう1色がこちら。 色名は#papayaと言いまして、いわゆる茶色です。 Tempestiの茶色の革は何色かあるのですが、#papayaは私たちがイメージするもっとも茶色らしい茶色です。 イイ感じに使い古した感が出ていると思いませんか? 先日ご紹介したベージュ系の#safariやグレー系の#piomboなどと同様に、カジュアル感が感じられる上品な雰囲気の革だと思います。 TEXASに関しては、前回ご紹介した4足とあわせて合計6色を在庫しています。 その他にも在庫の革は結構たくさんありまして、 革のサンプルとしてこれくらい用意してあります(実はこれでも在庫の一部です)。 こんな革で靴を作りたいというのが決まっているようでしたら、だいたいのイメージをお伝えいただければご希望に近いものをお勧めさせていただきます。 オーダーメイドの靴は、いや靴だけではなくてオーダーメイド全般に言えることですが、どんな仕様でオーダーしようかと考える楽しさと、オーダーする時の打ち合わせの楽しさ、完成を待つ楽しさ、そして完成したものを受け取る楽しさ、さらにはそれを使う楽しさと、たくさんの楽しさを味わうことができます。 この楽しさは、ぜひ皆さんに味わっていただきたいと思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革の補修

今日ご紹介する革のめくれキズの補修に関しては、今日の午前中にインスタにリールでアップしましたのでご覧になってくださった方もいらっしゃるかと思いますが、それに多少の補足を加えてお伝えしたいと思います。 こちらは、最近私が普段使っているトートバッグです。 昨年の20周年記念モデルで使ったMARGOTのブルーが余ったので、いくつか作ったウチのひとつ(残り物)です。 このトートバッグ、結構気に入って常に使っているということもあって、知らないうちにこんなキズが付いてしまいました。 何か尖ったものに引っ掛けてしまったのでしょうか? こういうキズは、靴でもありますよね。 補修の仕方は基本的に同じなのでぜひ参考にしてみてください。 今回使うのは、天然ゴム系の接着剤。 こちらは業務用で、さすがにご自宅にこれと同じものがあるとは思っていませんが、代用できる接着剤は100均などにもあります。 いわゆる天然ゴム系とか合成ゴム系の黄色い接着剤であれば使えるはず。 自転車のパンクを直すゴム系接着剤は強度不足で不向きだったり、普通の瞬間接着剤は乾いた時に周りが白くなってしまうため、これも不向きです。 また、セメダインや木工ボンドなど乾くとコチコチに硬くなってしまうものも不向きです。 この接着剤を傷口に多めに塗り、そのまま放置して表面が乾燥するくらいまで待ちます。 このタイプの接着剤は、多少乾いたタイミングで押し付けるとしっかりと接着できるという性質を持つため、適度に乾かしてから接着です。 とりあえず、遠目には目立たない程度になりました。 黒い革なら、この程度まで直ればあとは黒いワックスを塗ってツヤを出してあげるとキズの境目が目立たなくなります。 その他の色の場合は、極力しっかりと接着した以降に、革が無くなってしまった部分に無色のワックスを塗ってあげればだいぶ目立たなくなります。 ここで周囲してほしいのは、先にワックスを塗ってしまうと接着剤が効かなくなってしまうので、ワックスはもうこれ以上何もできないという時まで塗らないこと。 私はこのままもうしばらく乾燥させて、傷口の様子を見たうえでもうちょっと接着剤を塗るか、ワックスを塗るかを考えます。 ぜひご参考に。 それから、こういう補修はそのケースで状況が全く異なるため、すべてこれでOKという訳ではありません。 その判断は、基本的に自己責任でお願いします。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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革靴の色の話

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム

GB

普段から私は黒い革靴を履くことが多く、ただ革靴と言ってもいわゆるビジネス用のものではなく、どちらかと言えばカジュアルな服に合わせられるような感じの、シュリンクや型押しの革であったり、Lストームウェルトであったり、もしくはつま先の形が丸い感じのものであったり、パッと見てスーツに合わせるようなビジネスモデルとは違うとわかるものばかりです。 それは、私の服がスーツではなくてTシャツにスラックスとか、チノパンとか、そんな感じの半分に分けたらどちらかと言えばカジュアルという服を着ているということもあります。 黒やネイビーなど濃い目の色のパンツに、黒、もしくはネイビーでも限りなく黒に近い色の革靴を履いているのですが、ここ最近ちょっと違った色の靴も履いてみたいと思うようになりました。 スニーカーだと最近は白っぽモノや明るめのグレーのものを多く見かけるので、そんな色の革靴を合わせてみたいと思っている方もいらっしゃるのではないかと思っています。 そこで私が思ったのは、先日ご紹介したTEMPESTI社のTEXASという革の・・・、 こちらの#safariや、 こちらの#piomboあたりの革で革靴を作ってみたら、思いのほかハードルが低いのに明るい色でもこれまでの服に合わせやすい靴ができるのではないかって思ったのです。 たとえば、先にご紹介した#safariであれば、チャッカブーツやモンキーシューズ、いやデザインは何でもよいのですがいわゆるこれまでのメジャーなデザインの靴に対してこげ茶のウェルトをつけるのですが、ウェルトやソールのコバ面はこげ茶のインクではなく無色のインクを塗ることで全体的に軽やかな雰囲気の靴に仕上げて、スニーカーではないけれどスニーカーと同じような雰囲気で履ける靴になるんじゃないかと。 それに、ソールのコバ面に塗るインクを無色のものにすることで、もし万が一自分の靴を蹴ってしまった時にもインクの色がアッパーについてしまうリスクが無くなります。 ウェルトの上面やソールの底面はこげ茶色なので、足元だけが浮いてしまうようなこともなく、なかなか使い勝手が良い靴に仕上がるのではないかと思っています。 というのも、じつは最近KUDUの革で靴を作ったり、ELBAMATTのやまぶき色の型押しの革で靴を作って、皆さんとっても格好良く履きこなしていらっしゃるのを拝見しまして、黒以外の靴を履いてみるのも良いかもと思いまして、今試し履き用として赤茶色の型押しの革でモンキーシューズを作っているのですが、そのほかにもどうも#safariが気になるのです。 この革で作るチャッカブーツやギブソンブーツ、モンキーブーツ、そのほか3穴のギブソンシューズなども格好良さそうなので、折を見て1足作ってみたいと思っています。 同様に#piomboもなんとなくイイ感じに仕上がりそうなイメージがあり、皆さんにお勧めしていたにもかかわらず私自身が履いてみたいと思っているのです。 その他、この2色に関しましては黒い型押しの革とあわせてサドルシューズなども格好良さそうなので、そのあたりでちょっと軽やかな靴を作ってみたいと思っている方はぜひご連絡ください。 黒のギブソンブーツはもう定番中の定番で永遠のヒーローのような立ち位置なのですが、1足くらい伊達男的な靴を持っていても良いんじゃないかって思ったのでした。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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修理

今日、オールソール&ボトムフィラー&ウェルト交換種類の靴をお預かりしました。 靴の所有者さんは、MIさん。 MIさんにお会いするのはおそらく10年以上ぶりで、その靴をご注文いただいたのが15年前。 とてもそんなに経っているとは思えないくらいの良い状態です。 そもそも、この靴はこれまでに結構たくさん履いていらっしゃったそうですが、靴のつま先の部分のだし糸が切れてしまって、パッカリとソールが剥がれてしまったので修理に持ってきてくださいました。 単にその部分を修理するだけなら、取り敢えず剥がれているところを貼り付けて、古いだし糸を取り除いて、縫ってもらえばそれでOKなのですが、 ソールがこの通り交換のタイミングだったので、15年も履いているしメンテナンスの意味も込めてオールソール交換とウェルトやボトムフィラーも新しくしましょうということになりました。 オールソール交換修理で、私がもっとも大変だと思うのが、ヒールを留めているクギを抜く作業。 トップピースを取り外し、積み上げも取り外して外側からクギを叩いて内側から抜くのですが、この頃の靴の積み上げはまだ国産のレザーボードを使っていたのでキレイに剥がれないためちょっと大変なのです。 といっても、できないわけではないので地道にコツコツやって抜きました。 ちなみに、作業をするときにはそのお客様のラストを入れます。 十数年ぶりでもちゃんとMIさんのラストは保管してありますよ。 ボトムフィラーやシャンクを取り外してみましたが、やはり糸はもう少しで限界を迎えそうなタイミングでした。 ウェルトを縫っている糸を切り、その糸を取り除いて今日の作業はひとまず終了。 このあとは、ウェルティングからボトムフィラー、ソール貼りと続きます。 修理にかかる時間を1ヶ月ほどいただきましたが、もう少し早く出来上がりそうです。 ちょうどもう1足お預かりしている修理の靴があるので、その靴と一緒に進めましょう。 ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと2足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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雨の日&出張用 チャッカブーツ

シューリパブリックは、日々を快適に過ごし、足元から健康になることを目的とした日常仕様のオーダーメイド靴を作っています。 しっかりとした作りを基本にしつつ、こだわり過ぎない85%のクオリティを目標とし、価格とクオリティのバランスを考えたモノづくりを進めていきます。 さて、今日ご紹介するのは神奈川県にお住いのASさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 今回完成したのは、私たちシューリパブリックの企画商品である「旅チャッカ」です。 早速履いていただきました。 ASさんは、1足目の靴がハンドソーンウェルテッドのチャッカブーツなので、製法の違いも含めて靴の性格の違いを実感していただけることを予想していましたが、今年の仕様は改良したことが大きかったのか、思っていたほどの硬さは感じられなかったようです。 ただ、のちほどご連絡いただいたところでは、硬いと言っている意味がわかったとのこと。 製法の関係と構造の都合で、接地したときの衝撃吸収や分散がどちらかと言えばハンドソーンウェルテッドの靴の方が柔らかくいなしてくれます。 ただ、この旅チャッカが嫌な硬さかというとそういう訳ではないようで、これはこれで良いというご意見をたくさんいただいています。 「旅行の時に履いて行きます。」 とおっしゃっていたので、お役に立てたら嬉しいです。 ASさんは、私たちシューリパブリック意外にも複数のオーダーメイド靴工房でオーダーされていて、ざっくりとですが私たちを含めてそれぞれの工房のご感想をうかがったところ、確かにその通りというご意見でした。 私たちシューリパブリックの靴は、85%の質実剛健のクオリティや日常仕様を謳っているだけあって、履きやすさと普段に履ける仕様、そして価格の安さが特徴とのことで、その部分をしっかりと評価してくださっていました。 今後まだこのほかにご注文いただいてる靴が完成しますので、デザインによっても少しずつ履いた印象が異なるのを楽しんでいただければ幸いです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:旅チャッカ レザー:  ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド 今回使用した革の在庫の有無:有り ★★★お知らせ★★★ ★ 今回の旅チャッカは予定数まであと3足です。  ★「SR的リミテッドプラン(最高の靴を作るプラン)」受付中です。詳細はこちらをご覧ください。 ★ オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★ 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★ 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★ メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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