つま先のデザインで、キャップというものがあります。
わかりやすい例として、オックスフォードのストレートチップのつま先のようなもので、プレーントゥではなく切り替えがあるデザインのことです。
私たちシューリパブリックでは、イギリスのノーザンプトンの呼び方に倣ってストレートキャップと呼んでいます。

上の写真の右側の靴が、ストレートキャップ付きとなります。
じつはこのストレートキャップ付きの靴は、ストレートキャップとほぼ同じ形状のスティフナー(つま先の芯)が入っているため、キャップの部分が硬くなっています。

トーパフが少し丸まっていたため上側のラインが凹のように見えますが、実際には凸のラインになっています。
対するプレーントゥやウィングキャップのデザインに関しては、ちょっと太めの三日月のような形状のスティフナーになっていて、スティフナーの大きさは比べるとやや小さくなります。

それはどういうメリットデメリットがあるのかと言いますと、プレーントゥのデザインの靴は歩いて屈曲したときにシワが入る部分が広めになるため、比較的自然で分散したシワが入るのに対し、

ストレートキャップのデザインにおいては狭いエリアに大きめのシワが入るため、折れジワが当たるリスクが高まります。

もちろん作り手は折れジワで足を痛めることが無いよういろいろと工夫をしていますが、同じ条件で比較するとどうしても折れジワの可能性は比較すれば高くなります。
もし折れジワが当たってしまう場合の対策もあるので、何が何でもストレートキャップを避けるのが良いというわけではありません。
デザインはどっちでも構わないという方にはプレーントゥをお勧めしますし、ストレートキャップをお選びいただく方にはそのようなリスクとその対策があることをお伝えしたいということです。
知っていても知らなくってもどうでも良い知識かもしれませんが、でもやっぱり知っていた方が良いですよね。
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