今月は、お客様からオールソール交換+ウェルト交換修理のご依頼が3足ありまして、時間を作って作業を進めています。
その途中の様子がコチラ。

3足のうちの2足です。
3足お預かりしたうちのもう1足は、向かって左の黒のチャッカブーツと同じお客様の靴なので、この黒のチャッカブーツのラストが抜けてから続けて作業を進める予定です。
靴のご注文をいただいて、数か月後に完成して、そして何年も履いていただくとそのうちソールが擦り減ってきて、オールソール交換が必要になります。
一般的には違うのかもしれませんが、私たちシューリパブリックでは1回目のオールソール交換はウェルトも(シャンクもボトムフィラーも)一緒に交換させていただいています。
というのも、履き始めてから徐々にインソールが沈んで、リブもほんのわずかですが痩せて、オールソール交換をする頃にはウェルトを縫っている糸を増し締めした方が良い状態になっており、それならウェルトも一緒に交換するのが今後のことを考えると合理的なため、そのようにさせていただいております。
また、お預かりする靴の半数以上のケースでソールを外してみるとけっこう内部が傷んでいて、つまりウェルトを縫っている糸もかなり弱っていることが多く、そのままソールだけ交換したときに数か月後にウェルトを縫っている糸が切れたりすると手間も費用もムダになってしまうため、まずはウェルトも交換ということがデフォルトとさせていただいています。
そして、2度目のオールソール交換の際には、ほとんどのケースでウェルトを交換する必要がないので、その時はウェルトは交換しません。
あとは、1度目のオールソール交換でも開けてみたら状態が非常に良いというケースもまれにありまして、そんな時は状態に応じたメニューで対応させていただくこともあります。
そんなオールソール交換修理ですが、実際に作業的にはオールソール交換+ウェルト交換修理が2足と、新たに靴を1足作るのがだいたい同じくらいの仕事量になります。
なので、今後オールソール交換修理のご依頼が増えてくると、なかなかすぐに作業に入ることができなくなってくることも考えられますので、修理のご依頼が増えてくるようなら誠に申し訳ないのですが月ごとのご依頼の足数の上限を設けさせていただくことも視野に考えさせていただきます。
とりあえず、今のところはまだ上限を設ける予定はありませんが、修理のご依頼が集中した場合には完成までのお時間をいただくこともありますのでその旨ご了承ください。
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