昨年12月のレザーフェアでたまたまお会いした会社の社長さんが、いろいろと工夫して作ってくださった革が入荷したのが昨年の12月の終わりころ。
私の希望をすべて叶えてくれたヌバックです。
そして、その革を使って製作している靴が何足かありまして、まだ完成していないもののなんとなく靴っぽい雰囲気が出てきているので、ちょっと早いですがぜひ皆さんに見ていただきたいと思いまして今日ご紹介することにしました。
それがコチラ。

黒いヌバックの革を使って製作しているギブソンブーツです。
みなさん、ヌバックをご存知でしょうか?
スウェードのようでスウェードとは違います。
スウェードは、革の床面が表になっていて、もしくは表面をスライスして取り払った2層目を使っていて、いずれにしてもギン面ではなく床面が表側になっている起毛の革なのに対し、ヌバックはギン面を起毛加工しているもので、簡単に言えばスムースの革の表面をバフがげしたようなものになります。
なので、スウェードよりも繊維が緻密で整っており、毛足が短いのでより上品な雰囲気になります。

そんなヌバックを使って製作しているギブソンブーツなのです。
写真だと、まだまだ実物のキレイさが伝わってこないのでやや残念なのですが、この革をご覧になった方々はとってもキレイな素材で素晴らしいと言ってくださいます。

そして、これはまだ仕上げをしていない状態で、このあとだし縫いを経てヒールをつけるなどして靴が完成したら、最終仕上げで先日入荷したコロンブスさんのシルキーコートを吹きかけます。
シルキーコートは、この若干パサっとした雰囲気をしっとりに変えるもので、なんとも言えない深い仕上がりになるのです。
これはとても楽しみですよ。
完成したら、その雰囲気をまたご覧いただく予定ですが、このヌバックはそんなポテンシャルを持っていてとってもステキな素材です。
今回は試作で2枚だけ作っていただいたので、残りはあと少し。
この革で靴を作ってみたい方は、その旨ご連絡ください。
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