素朴な疑問、オーダーメイド靴は何年履けるの?

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これから靴をオーダーしようかと思っている方にとって、非常に興味深いテーマですよね。

「オーダーメイド靴を履き始めて、だいたい何年くらい履けるのか」

おそらく、どなたも「できれば永く履きたい」と思っていることと思いますが、実際には何年くらい履けるのでしょうか?

主に私たちシューリパブリックの靴という前提でお伝えしますが、ここで考えてみたいポイントは5つあります。

  1. オーダーメイド靴は既製品よりも永く履けるのか

  2. どのようにしたら永く履けるのか

  3. 永く履くために「やらない方が良いこと」は何か

  4. 永く履く場合、どんな費用がかかるのか

  5. 実際にはどれくらい永く履けるのか

この5点について、順番に考えてみましょう。


 

1. オーダーメイド靴は既製品よりも永く履けるのか?

結論から言うと、多くの場合で「既製品よりも圧倒的に永く履ける」と言えます。

その理由は以下の通りです。

  • 足に合っているため、靴にかかる余計な負担が少ない

  • 修理を前提とした設計: 修理をする部分と壊れてほしくない部分にしっかりとメリハリをつけ、基幹部分は頑丈に作り込んでいます。

  • 高耐久な素材: 一般的な既製品に比べて、耐久性の高い上質な素材を使用しています。

2. どのようにしたら長く履けるのか?

次のポイントを押さえていただければ、靴の寿命は劇的に伸びます。

  • 中3日は休ませる: 一度履いたら最低でも3日くらいはしっかりと休ませます。

  • 適切な保革とブラッシング: アッパーの革を乾燥させないよう、適量のクリームでメンテナンスします(※塗りすぎは禁物です)。

  • シューツリーを入れる: 靴に合ったツリーを入れ、深いシワが定着するのを防ぎます。

  • 雨の日の後は長めに休ませる: いつも以上にしっかり湿気を逃がします。

  • 保管場所: 履かないときは、なるべく湿気が溜まらない場所に保管します。

3. 永く履くために「やらない方が良いこと」

基本的には先ほどのポイントの逆になりますが、特に注意したいNG習慣です。

  • 連日のヘヴィーローテーション: インソールの深層にまで湿気が染み込むと、革が硬くなって炭化したような状態になり、割れてしまうリスクがあります。内部パーツの劣化にもつながるため、靴にとっては大ダメージです。

  • 湿気の多い場所への放置: 玄関のタイルなど、湿気が溜まりやすい場所に置きっぱなしにするのは良くありません。

  • クリームの塗りすぎ、または放置: メンテナンスをしないと乾燥で亀裂が入りますが、逆にクリームを塗りすぎても、中で固まって表面が割れる原因になります。

  • 靴紐を緩く締めて履く: 靴の中で足が動いてしまい、内側のライニングが擦り切れたり、靴自体が変形してしまいます。

4. 永く履く場合はどんな費用がかかるのか?

永く付き合う「道具」だからこそ、定期的なランニングコストは発生します。

  • ソールやカカトの修理費用(摩耗した際の交換)

  • 消耗品の交換費用(靴紐など)

  • ウェルト周辺の修理費用(万が一糸が切れてしまった場合など)

  • 日々のケア用品代(靴クリームやブラシ)

5. 実際にはどれくらい永く履けるのか?

ここが一番気になるところですよね。 私の肌感覚、そしてシューリパブリックがスタートした23年前の靴を今でも履いてくださっているお客様の姿を見ている中での見立てですが、「特別丁寧に扱うことなく、普通に履いた場合でも20年以上は可能」です。

もちろん、履き方次第では20年どころかもっと永く履き続けることも十分に可能です。

ポイントは、普段の履き方や扱い方。

「まったく履かない」でもなく、「極端なヘヴィーローテーション」でもない。適度にメンテナンスをして、適度な頻度で履いてあげることこそが、永く愛用していただける一番の秘訣になります。

ちなみに、明日もお天気が怪しいようですが、「雨の日に革靴は履かない方が良いか」というと、そんなことはありません。

雨の日に履いたとしても、その後にしっかり靴の内部まで乾かし、適切なメンテナンスをしていただければ、靴にとってマイナスにはならないと感じています。

永く履く

 

お知らせ

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★地元のコミュニティバスのご案内をアクセスのページに追加しました。日曜日は運休です。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。