ふと思い立って、昔買ったマイケルジャクソンのCDを出してみました。
このCDが発売されたのはいつだっかた調べてみたところ、なんと2008年の9月とのこと。
もうすでに17年半もの時間がたっていたことに大変驚きました。
月日が経つのは早いもので、そりゃ仕方ないですよね。
それはそれとして、このCDのケースが言ってみれば乾いているというかパサパサな感じがしまして、ちょっと曲げてみたらすぐにパリッと割れてしまいそうなのです。
いやいや、買った時はそんなことなかったと思うんだけど・・・、
ということでちょっと調べてみたら、なんとCDのケースの素材であるポリスチレンは経年劣化によりプラスチック内部の分子構造が少しずつ壊れていくのだとか。
保管状況が良ければその変化は穏やかなのだそうですが、それでもそのような素材が17年以上も経てば劣化するのは仕方ないですね。
だいたい、最近CDを聴くこと自体が少なくなって、ここ10年以上はCDを買っていないような気がします。
ネットで聴けるので、あまり必要ないというのが正直なところでしょうか。
ともあれ、それでも所有しているものは良い状態を保ってほしいものです。
靴に関しても、おそらく誰もが良い状態を保ってほしいと思っているはず。
靴をご注文いただく際に、あるお客様から、
「10年履いても亀裂が入りにくい革が良いのですが・・・。」
と言われることがあります。
私もお客様の靴はそうあってほしいと思っています。
ですが、よほどの革を除いて10年後の靴の革の状態は、それまでのメンテナンスによる部分が非常に大きく、たとえ亀裂が入りにくいとされる革を使って靴を製作しても全くメンテナンスをしない、もしくは正しいメンテナンスをしない場合は思いのほか早いタイミングで亀裂が入ってしまうことだってあり得ます。
革を良い状態に保つには、適度な保湿が非常に有効で、特にその「適度」ということが大切になります。
ほったらかしでパサパサにしてしまうのはもちろんダメですが、クリームを塗りすぎるのも良くないのです。
適度というのがなかなか難しいとは思いますが、多くの方の場合はちょっと塗りすぎと感じることが多いです。
理想は、靴クリーム(乳化性)なら片足につきコーヒー豆ひとつ分程度で、そのクリームをブラシなどを使って全体に伸ばし、場合によってはクリームがつかなかったところがあってもとりあえずOKとし、そんなメンテナンスを月に1度くらい、もしくは2か月に1度くらいやっていただければ良いと私は考えています。
もし、今現在のメンテナンスでクリームがつきすぎているようなら、一度クリーナーを使ってキレイに落としたうえで、一度乾かしてからデリケートクリームを下地にうすく塗ったうえで乳化性のクリームを塗ってみてください。
おそらくくりーぬの量やメンテナンスの方法は人によって違うかもしれませんが、私はやや足りないくらいが良いと思っています。
それよりも、普段から良くブラッシングをしていただく方が、靴には効果的とこの業界では言われています。

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