このブログで革をご紹介する時は、倉庫の中から出てきたすっかり忘れていた革か、非常に希少な革か、もしくは非常にクオリティの高い革というパターンが多いのですが、今日ご紹介するのは奇をてらわない非常にベーシックな革です。
ぜひ1足は持っていてほしいと思う、私個人的に非常にお勧めの革です。
それがコチラ。

Arizonaというシュリンクの茶色の革です。
イタリア製の革ですが、ここの革やさんはどこのタンナーの製品なのかを教えてくれないので、よくわかりません。
ただ、わかっているのはトスカーナにあるタンナーで、ELBAMATTで有名なTempesti社などと同じような生地を使っていて、あのあたりの仲間の会社だろうということ。

このような刻印があるので、ちょっと調べればわかると思いますが・・・。

この革は、とても雰囲気があるシュリンクで、革の厚さはやや厚めですが、オイルをしっかりと含んでいるのでその厚さほどの硬さはありません。

実際にはこんなに厚いのに。

計測してみたところ、2.1㎜強でした。
ELBAMATTの標準仕様の2.2㎜厚のものと比べると、全然硬さが違います。
もしかしたら、普段私たちシューリパブリックで使っている1.6㎜厚の型押しのELBAMATT柔らかいかもしれません。
ですが、柔らかいとは言ってもクタクタの柔らかさではなく、しっかりとコシのあるシュリンクの柔らかさなので、靴になった時のホールドは安心できるものです。
で、そんなArizonaですが、こういうベーシックな色で、ベーシックな作りで、変に奇をてらっていない革らしい革というのが、やっぱり永く愛用していただけるポイントなのではないかと思います。
もちろんお好みでちょっと珍しい革をお選びいただくのは楽しいのでOKですし、なんならそういうのを積極的にオーダーされるのも良いと思います。
ですが、全員が全員そういうわけではなく、ベーシックでスタンダードで質実剛健の靴というと、こういう革に辿り着くのではないでしょうか。
茶系のベーシックな靴が欲しいという方は、ぜひこのような革をお選びいただけると良いと思います。
何を選んだらよいのかわからないという方にも、このような革をお薦めします。
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