今日は依頼していた革が入荷しました。
今回入荷したのは、こちらです。

ネイビーのヌバック。
まず、色に関して言えば実物はもう少しだけダークな感じです。
いつものことながら、デジカメで撮るとどうしても少し明るく写ってしまいます。
ヌバックに関しては、昨年の暮れに黒が入荷しましたが、少し前にまたレザーフェアでここの会社の方々にお会いして、ヌバックの黒がとてもご好評いただいているのでネイビーも作っていただけるようお願いしたのでした。

ネイビーのヌバックって、とってもステキだと思いませんか?
黒には黒の良さがあって、とっても上品で落ち着いている色なのですが、それとはちょっと違ってもう少し軽やかな感じの靴が欲しい時にこんなネイビーが最適だと思います。
ヌバックの質感などに関しては、もう前回お伝えしているので今回は詳しく言いませんが、ヌバックのヌバックらしい、ギン面を加工したクオリティの高さが感じられます。
スウェードは革の裏面(床面)を使っているのに対し、ヌバックは皆さんがよく見るあのツルツルのギン面を加工しているので、繊維のクオリティが高く、もちろんキレイにそろっていて、簡単に言ってしまえばよい素材なのです。

ただ、今回の仕上がりは前回作っていただいた黒に比べてわずかに柔らかめになっています。
ふたつを並べたら違いがわかる方もいらっしゃるかもしれませんが、靴になってしまったらたぶん私も硬さの違いは判らないと思うくらいに違いです。

革の厚さは最も厚いところで1.95㎜ほどで、薄いところ(靴に使わないところ)では1.8㎜くらいのところもありましたが、だいたい1.9㎜くらいといったところでした。


そして、革の裏側ですがまずこの写真はちょっと見にくいですね、すみません。
ここのタンナーさんの社長が言っていたのは、裏側をちょっと加工して裏をスウェードとして使えるようにすることも可能とのこと。
ですが、今回は表側のみを使うことにしているので、裏側は普通の仕様になっています。
これは私の性格的なことなのですが、この工具はこんなことにも使えるしあんなことにも使えます的なものって嫌いなんです。
素材に関しても然り。
なので、この革はヌバックとして最高の素材になってくれればOKです。

ということで、今回入荷したステキなヌバックです。
ちなみに、なぜ今回はネイビーなのかということですが、茶系はヌバックよりもスウェードの方が雰囲気はあっているように思えまして、でもヌバックだとしたら黒やネイビーがステキな靴ができるんじゃないかと思ったわけで、チャッカブーツやギブソンブーツ、モンキーシューズ、3穴のギブソンシューズ、はたまたフルブローグなどをイメージしてこの革を作っていただきました。
思った通りの色に仕上がっていて、ぜひこれはお客様に見ていただきたいです。
工房にお越しいただいた時に、ちょいと見ていってください。
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