靴作りの接着剤

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最近はナフサ不足で様々なものの入手に支障が出ています。

私たちシューリパブリックが関わるところでは、おそらく今後はダイナイトソールの価格の上昇や接着剤の価格に影響が出るようです。

特に接着剤に関しては、すでに入手が困難になっていて、今日材料屋さんに電話してみいてみたところではかなり厳しいとのこと。

ハンドソーンウェルテッドではまだそれほどたくさんの接着剤を使うわけではないので良いですが、セメンテッドの靴をメインにしている工場だと生産ができないのではと心配になります。

早く解決してほしいですよね。

ともあれ、普段私たちが使っている接着剤をご紹介します。

接着剤

こちらは、いわゆるラバーと呼ばれるもので、わかりやすく言えばゴムのりです。

ミシンをかける作業の時に仮留めをする際に使います。

自転車がパンクしたときにチューブに塗るあのゴムのりに近いですね。

接着力はとっても弱いですが、革の床面同士の接着はなぜかしっかりとくっつきます。

接着剤

そして、こちらはもう少し強力な接着剤です。

といっても、左のスリーダインという接着剤はこれも仮留め用のもので、ハンドソーンウェルテッドの靴のソールを貼る時はこれを使っています。

というのも、ハンドソーンウェルテッドの靴はだし縫いでソールを留めるため、だし縫いの時までに剥がれなければOKですし、オールソール交換修理の時に剝がれにくいのも困るので、この少し強力な仮留め用の接着剤がちょうど良いのです。

対してノーテープの9820はしっかりと接着する時に使うもので、カカトのトップピースや積み上げなど、カカト周りのパーツの接着の時に使います。

この接着剤だけで十分な強度がありますが、基本的にカカト周りはクギも併用してさらに強度を増しています。

この9820は熱活性させて貼り付けるタイプの接着剤で、使い方は接着する両面に塗り、一度しっかりと乾燥させてから接着面に熱を当てて表面を活性化させ、そして圧をかけてしっかりと接着するというものです。

熱活性タイプの接着剤は、十分に乾燥させないうちに接着してしまうと接着面がズレたり接着強度が落ちてしまうそうで、これに限った話ではありませんが正しく使わないと本来のポテンシャルを発揮できません。

この接着剤を製造しているノーテープ工業さんは、本社は大阪府の八尾市にある会社なのですが、とにかく親切で丁寧な会社という印象があります。

接着したいものがあって、どの接着剤を使えばよいかわからないときには、会社に連絡して接着したいものを送ると、試験をしてどの接着剤とプライマーを使えばよいか丁寧に教えてくれます。

私もこれまでに何度かお世話になっているのですが、今回のナフサ不足で間違いなく大きな影響が出ているはずでとっても心配です。

早く問題が解決することを願っています。

 

お知らせ

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

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